レオプロミネンス（2000年生、母スィートアロー）

レオプロミネンス（2000年3月22日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋紅炎」。毛色は鹿毛。種牡馬のティンバーカントリー（当時8歳）と交配したスィートアローが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は矢野牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方28戦6勝2着3回。主な勝ち鞍は2003年の一般C3-9。

経歴

デビュー前

1歳のとき、矢野牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、矢野牧場から「北海道10月市場サラブレッド1歳」に上場され、レオによって1,186.5万円で落札された。

奥平真治厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2003年）

1月19日、デビュー戦は高橋智大騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1200m 小雨/良）に出走。馬体重は484kg。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では決め手に欠いて15着に終わった。

1月26日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（小倉芝1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高橋智大騎手（1戦0勝）。17頭立ての17番人気で7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚に勢いがなく17着に終わった。

5月18日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、端勝成騎手を鞍上に迎えて、3歳B（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマルゴエンペラーに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

6月1日、中1週で迎えた4戦目は、熊木良介騎手を鞍上に迎えて、3歳B1（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマザーズドリームに1馬身の差をつけて2勝目をマークした。

6月30日、中3週で迎えた5戦目は、3歳戦のアカシア賞（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で熊木良介騎手（1戦1勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が悪くなり9着に終わった。

12月16日、約5か月半の休み明けで迎えた6戦目は、一般C3-8（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で熊木良介騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

12月28日、中1週で迎えた7戦目は、一般C3-9（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で熊木良介騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のグルームジュエルに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

4歳（2004年）

3月27日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた8戦目は、一般C2-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で熊木良介騎手（4戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り6着に敗れた。

4月20日、中2週で迎えた9戦目は、一般C2-7（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で熊木良介騎手（5戦2勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2-7（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で熊木良介騎手（6戦2勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

5月25日、中2週で迎えた11戦目は、一般C2-8（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で熊木良介騎手（7戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り5着に敗れた。

6月6日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2-9（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で熊木良介騎手（8戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ミサキに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

6月29日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2-5（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で熊木良介騎手（9戦2勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

7月25日、中3週で迎えた14戦目は、一般C2-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で熊木良介騎手（10戦2勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。

10月17日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg減らして迎えた15戦目は、一般C2-8（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で熊木良介騎手（11戦2勝）。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、後続との差を2馬身以上キープして、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた16戦目は、渡辺壮騎手を鞍上に迎えて、一般C2-7（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、リアルヤスコに半馬身交わされて2着となった。

11月14日、中1週で迎えた17戦目は、一般C3-3（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺壮騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

11月30日、中1週で迎えた18戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、一般C2-8（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい8着に敗れた。

12月13日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2-7（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は渡辺壮騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

12月27日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2-6（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺壮騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ホワイトサイクロンに交わされて1馬身半差の2着となった。

5歳（2005年）

4月3日、約3か月の休養明けで迎えた21戦目は、八才場友の会杯（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺壮騎手（4戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に敗れた。

4月12日、連闘で迎えた22戦目は、一般C4-8（金沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺壮騎手（5戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るヘルシーキングを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて4勝目をゲットした。

4月25日、中1週で迎えた23戦目は、一般C3-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で渡辺壮騎手（6戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るスナークジュリアスを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて5勝目を手にした。

5月8日、中1週で迎えた24戦目は、ジョッキー選抜ブロンズ（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は熊木良介騎手（12戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマイトガイに2馬身半の差をつけて6勝目を手中に収めた。

5月29日、中2週で迎えた25戦目は、石川県馬主協会長賞（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊木良介騎手（13戦3勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に終わった。

6月5日、連闘で迎えた26戦目は、金沢都ホテルビアガーデン杯（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺壮騎手（7戦2勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

6月19日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2-4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺壮騎手（8戦2勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に敗れた。

9月19日、約3か月の休養明けで迎えた28戦目は、白や杯（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は熊木良介騎手（14戦3勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では全く伸びず11着に終わった。

10月3日、中1週で迎えた29戦目は、松下裕樹騎手を鞍上に迎えて、ジョッキー選抜ブロンズ（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず10着に終わった。

10月16日、中1週で迎えた30戦目は、リゲル特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は熊木良介騎手（15戦3勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。