ハカタモノガタリ（2000年生、母キタノケイアイ）

ハカタモノガタリ（2000年2月20日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のキタジマオー（当時14歳）と交配したキタノケイアイが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は鹿行牧場。戦績は、地方18戦6勝2着3回。主な勝ち鞍は2003年のアラ系一般B3。

経歴

デビュー前

1歳のとき、鹿行牧場から「北海道9月市場アングロアラブ1歳」と「北海道10月市場アングロアラブ1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

和田正美厩舎（荒尾）へ入厩。

2歳（2002年）

12月18日、デビュー戦は林陽介騎手を鞍上に据えて、アラ系2歳（荒尾ダート800m 曇/稍重）に出走。馬体重は500kg。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

3歳（2003年）

1月2日、中1週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた2戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のニシノホーマに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

1月21日、中2週で迎えた3戦目は、アラ系3歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

2月23日、中4週で迎えた4戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月13日、約5か月半の休養明けで迎えた5戦目は、西村栄喜騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のチェスナットボーイに9馬身の差をつけて久しぶりの一戦を物にした。

9月10日、中3週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた6戦目は、アラ系一般B3（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で西村栄喜騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月17日、連闘で馬体重を前走から21kg絞って迎えた7戦目は、アラ系一般B3（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西村栄喜騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったトシスカイからクビ差の2着に甘んじた。

9月30日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系一般B3（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は尾林幸彦騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったタツマックスから1馬身半差の2着に敗北した。

10月21日、中2週で迎えた9戦目は、アラ系一般B3（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は西村栄喜騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月4日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系一般B3（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は尾林幸彦騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のタックルボーイに半馬身の差をつけて3勝目を手に入れた。

11月12日、連闘で迎えた11戦目は、アラ系一般B3（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のイチノカップに4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

11月25日、中1週で迎えた12戦目は、アラ系一般B3（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾林幸彦騎手（5戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のダイメイスキッパーに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

4歳（2004年）

1月2日、中4週で迎えた13戦目は、アラ系一般B3（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

1月20日、中2週で迎えた14戦目は、アラ系一般B3（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は尾林幸彦騎手（6戦4勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月26日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から42kg増やして迎えた15戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳以上B3（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、グレートハクコウに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

7月3日、連闘で迎えた16戦目は、アラ系3歳以上B3（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のレースクインに2馬身半の差をつけて6勝目を手にした。

9月4日、中8週で迎えた17戦目は、川野幸治騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳以上B3（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

9月25日、中2週で迎えた18戦目は、安東章騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳以上B1 B2 B3（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。