チンタジャティー（2009年生、母プリンセスリーベ）

チンタジャティー（2009年5月5日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「真実の愛（インドネシア語）」。毛色は鹿毛。種牡馬のゴールドヘイロー（当時12歳）と交配したプリンセスリーベが18歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は中村和夫。戦績は、中央平地7戦0勝、地方20戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は2013年の一般C2-2。

経歴

デビュー前

1歳のとき、中村和夫から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、ケイズによって52.5万円で落札された。

萱野浩二厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2012年）

1月15日、デビュー戦は岩部純二騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は436kg。15頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

3月4日、中6週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で岩部純二騎手（1戦0勝）。15頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

4月7日、中4週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩部純二騎手（2戦0勝）。15頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では速い脚を使えず14着に敗れた。

4月22日、中1週で迎えた4戦目は、鈴来直人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

6月10日、中6週で迎えた5戦目は、伊藤工真騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1700m 小雨/良）に出走。13頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く13着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤工真騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

7月15日、中2週で迎えた7戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

8月16日、中4週で馬体重を前走から22kg増やして迎えた8戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、一般C4-6（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。

8月29日、中1週で迎えた9戦目は、一般C4-5（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に敗れた。

9月30日、中4週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた10戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の☆祝☆塚田義明還暦記念（金沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のハクサンフォレストを半馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

10月9日、連闘で迎えた11戦目は、3歳B6（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で畑中信司騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた12戦目は、3歳B7（金沢ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で畑中信司騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るバンブトンカツを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけてファンの支持に応えた。

11月4日、中1週で迎えた13戦目は、1年後!感動のJBC3R（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で畑中信司騎手（3戦2勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったアリアーヌに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

11月18日、中1週で迎えた14戦目は、一明・和歌子40ラブ賞（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で畑中信司騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ形となり、で一団を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、テンエイエンドレスに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

12月2日、中1週で迎えた15戦目は、KyuSanバースデー記念（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で畑中信司騎手（5戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、勝ったサクラエスケープに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

12月16日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた16戦目は、一般C4二（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で畑中信司騎手（6戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のメイショウダンジリに2馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

4歳（2013年）

3月19日、約3か月の休養明けで馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた17戦目は、一般C1-2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で畑中信司騎手（7戦3勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

4月21日、中4週で迎えた18戦目は、千里浜砂像2013（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で畑中信司騎手（8戦3勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で畑中信司騎手（9戦3勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

5月19日、中1週で迎えた20戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、一般C2-2（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2三（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

6月16日、中1週で迎えた22戦目は、一条ダンススタジオ杯（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は畑中信司騎手（10戦3勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。

6月30日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で畑中信司騎手（11戦3勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいいところがなく4着に敗れた。

7月14日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2-2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で畑中信司騎手（12戦3勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るエーブバットマンを驚異的な末脚でハナ差だけ差し切って1着ゴールを果たした。

8月13日、中3週で迎えた25戦目は、くりからさん万灯会特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で畑中信司騎手（13戦4勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が上がってしまい8着に敗れた。

9月10日、中3週で迎えた26戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、一般C1-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではいいところがなく11着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた27戦目は、東間大花火特別（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は畑中信司騎手（14戦4勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が続かず、4着に終わった。