パラダイスサン（2006年生、母トニーフォルス）

経歴

デビュー前

1歳のとき、パラダイスファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

2歳（2008年）

7月4日、デビュー戦は秋元耕成騎手を鞍上に据えて、2歳（浦和ダート800m 晴/重）に出走。馬体重は490kg。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のコクミンネンキンに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

8月22日、中6週で迎えた2戦目は、2歳（浦和ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で秋元耕成騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のセレーナシャドウに1馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

9月11日、中2週で迎えた3戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、2歳（浦和ダート1300m 曇/良）に出走。5頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では自慢の末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のジャングルマッハに2馬身半の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

10月14日、中4週で迎えた4戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のフレッシュハーモニー特別（浦和ダート1600m 雨/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

3歳（2009年）

4月6日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から15kg減らして迎えた5戦目は、3歳戦のチューリップ特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

4月27日、中2週で迎えた6戦目は、3歳戦の若草特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎駿騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

8月7日、約3か月半の休養明けで迎えた7戦目は、朝顔特別（浦和ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎駿騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

9月10日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、秋雲特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で石崎駿騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

10月12日、中4週で迎えた9戦目は、岡田大騎手を鞍上に迎えて、メープル特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では天賦の負けん気を発揮してゴールまで勇戦したが、4着に終わった。

11月12日、中3週で迎えた10戦目は、一般C1四五（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岡田大騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた11戦目は、晩秋特別（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岡田大騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り7着に敗れた。

12月22日、中3週で迎えた12戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、南天特別（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に敗れた。

4歳（2010年）

1月7日、中1週で迎えた13戦目は、福寿草特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岡田大騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。

2月9日、中4週で迎えた14戦目は、元気百梅賞（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡田大騎手（4戦0勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

6月22日、約4か月半の休養明けで迎えた15戦目は、鴻巣こうのとり伝説賞（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡田大騎手（5戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

7月19日、中3週で迎えた16戦目は、加藤和博騎手を鞍上に迎えて、夏木立特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

8月2日、中1週で迎えた17戦目は、夏祭り特別（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和博騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

8月30日、中3週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた18戦目は、文京区特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和博騎手（2戦0勝）。13頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、極端なスローペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着を確保した。

9月28日、中3週で迎えた19戦目は、長谷特別（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は岡田大騎手（6戦0勝）。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず12着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた20戦目は、爽秋特別（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は的場文男騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったマシューに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

11月1日、中2週で迎えた21戦目は、一般C1五六（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

11月15日、中1週で迎えた22戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、一般C1七八（川崎ダート1500m 雨/良）に出走。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

11月26日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1七（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は的場文男騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、猛烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のエンリッチメントに1馬身半の差をつけて久しぶりに美酒を浴びた。

12月23日、中3週で迎えた24戦目は、一般C1三（浦和ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（4戦1勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は勢いを失って10着に敗れた。

5歳（2011年）

1月11日、中2週で迎えた25戦目は、ひな人形のふるさと鴻巣賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（5戦1勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。

1月24日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2二三四（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（6戦1勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では速い脚を使えず10着に敗れた。

2月7日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2二（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（7戦1勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

2月28日、中2週で迎えた28戦目は、一般C2二三四（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で的場文男騎手（8戦1勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に敗れた。

4月26日、中7週で迎えた29戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、ダイヤモンド特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に敗れた。

5月16日、中2週で迎えた30戦目は、一般C2二三（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は加藤和博騎手（3戦0勝）。14頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に終わった。

6月1日、中1週で迎えた31戦目は、深緑特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和博騎手（4戦0勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

6月13日、中1週で迎えた32戦目は、一般C2二三（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和博騎手（5戦0勝）。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ伸び切れず13着に終わった。

7月5日、中2週で迎えた33戦目は、一般C2五六七（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤和博騎手（6戦0勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着を確保した。

7月29日、中2週で迎えた34戦目は、牝馬限定戦の湘南江の島海の女王杯（川崎ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は秋元耕成騎手（2戦2勝）。13頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

8月10日、中1週で迎えた35戦目は、一般C2三（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は加藤和博騎手（7戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

9月7日、中3週で迎えた36戦目は、須藤優騎手を鞍上に迎えて、一般C2三（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

10月18日、中5週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた37戦目は、一般C2七（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は加藤和博騎手（8戦0勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず10着に終わった。

11月9日、中2週で馬体重を前走からさらに11kg増やして迎えた38戦目は、一般C2五六七（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和博騎手（9戦0勝）。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず13着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた39戦目は、一般C2五六（浦和ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和博騎手（10戦0勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に終わった。

12月20日、中3週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた40戦目は、一般C2七（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岡田大騎手（7戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に終わった。