グレートパスカル（1983年生、母ミスストー）

グレートパスカル（1983年5月8日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のイエローゴツド（当時16歳）と交配したミスストーが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）石川牧場。戦績は、中央平地12戦1勝2着2回、地方27戦6勝2着2回。主な勝ち鞍は1986年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

玉谷敬治厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1986年）

3月22日、デビュー戦は4歳未出走（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は498kg。鞍上は玉谷峰男騎手。15頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、4着を確保した。

4月5日、4歳未出走（阪神ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で玉谷峰男騎手。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

4月20日、4歳未勝利（京都ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で玉谷峰男騎手。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

5月4日、4歳未勝利（京都ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で玉谷峰男騎手。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい11着に敗れた。

5月31日、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で玉谷峰男騎手。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したムーンダツァーを捕まえ切れず、アタマ差の2着となった。

6月22日、4歳未勝利（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で玉谷峰男騎手。12頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

10月25日、4歳未勝利（福島芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は小迫次男騎手。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、ジャストタイムに半馬身交わされて2着となった。

11月9日、4歳未勝利（福島ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小迫次男騎手。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のアジヤフラワーをクビ差振り切ってトップでゴールに入った。

11月29日、4歳以上400万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は玉谷峰男騎手。17頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

12月14日、4歳以上400万下（中京ダート1000m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で玉谷峰男騎手。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では脚が残っておらず16着に敗れた。

4歳（1987年）

1月11日、5歳以上400万下（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は須貝尚介騎手。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではいいところがなく10着に終わった。

11月28日、4歳以上400万下（中京ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は玉谷峰男騎手。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

5歳（1988年）

5月19日、一般B2 B3（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は藤村龍也騎手。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月1日、一般B2（高崎ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤村龍也騎手。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月22日、一般B2 B3（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤村龍也騎手。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月13日、一般B2（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤村龍也騎手。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月21日、一般B2（足利ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で藤村龍也騎手。5頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったナイトーオーザーから1馬身半差の2着となった。

8月16日、一般B2 B3（高崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で藤村龍也騎手。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月14日、一般B2 B3（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で藤村龍也騎手。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のリバースボーイに半馬身の差をつけてトップでゴールを走り抜けた。

9月30日、一般B2（高崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で藤村龍也騎手。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月9日、尾瀬沼特別（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で藤村龍也騎手。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に終わった。

6歳（1989年）

4月30日、一般B2ロ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は白谷正美騎手。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のドリームタイガーに3/4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

5月15日、一般B2イ（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で白谷正美騎手。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のシュンエスパーに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

5月30日、エメラルドカップ（上山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤庄一郎騎手。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月12日、一般B1ロ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤庄一郎騎手。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月9日、一般B（上山ダート1700m 小雨/良）に出走。鞍上は白谷正美騎手。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のラツキーフラツトに半馬身の差をつけて勝利した。

7月25日、一般B1イ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で白谷正美騎手。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月17日、一般B1イ（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で白谷正美騎手。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったシュンエスパーからクビ差の2着に惜敗した。

8月27日、オーガストスプリント（上山ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で白谷正美騎手。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のシュンエスパーに4馬身の差をつけてトップでゴールに飛び込んだ。

9月17日、新潟・山形対抗戦（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で白谷正美騎手。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月9日、一般A3（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で白谷正美騎手。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月24日、一般B1イ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で白谷正美騎手。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月5日、一般B1ロ（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で白谷正美騎手。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月3日、一般B1ロ（上山ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は川崎勝良騎手。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

7歳（1990年）

4月16日、一般C1ロ（上山ダート1500m 小雨/稍重）に出走。鞍上は小国博行騎手。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月1日、一般C1ロ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤庄一郎騎手。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月14日、一般C1ロ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は神保忠三騎手。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のホープフルをアタマ差制して勝利を手に入れた。

5月29日、一般C1（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で神保忠三騎手。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月10日、ジューンマイラーズカップ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で神保忠三騎手。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。競走中止となった。