オースミミライ（2019年生、母オースミコスモ）

オースミミライ（2019年5月9日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+未来」。毛色は栗毛。種牡馬のモーリス（当時8歳）と交配したオースミコスモが21歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は広富牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方26戦6勝2着3回。主な勝ち鞍は2022年の3歳以上C2二。

経歴

デビュー前

中尾秀正厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2022年）

1月23日、デビュー戦は川須栄彦騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は494kg。16頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

4月9日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に終わった。

5月21日、中5週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京ダート1800m 小雨/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で松若風馬騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、超スローペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい7着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた4戦目は、角田大河騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい9着に敗れた。

7月18日、中5週で迎えた5戦目は、岡村卓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のよさこい盃（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

8月31日、中5週で迎えた6戦目は、大山龍太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマリノフォルテシモに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月22日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で大山龍太郎騎手（1戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

10月19日、中3週で迎えた8戦目は、竹村達也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のスカイコップスに5馬身の差をつけて2勝目を手にした。

11月8日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹村達也騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のラティツィアに1馬身1/4の差をつけて優勝

12月6日、中3週で迎えた10戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で竹村達也騎手（2戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では決め手に欠いて4着に敗れた。

12月31日、中3週で迎えた11戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、オッズパークファイナルカップ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず8着に敗れた。

4歳（2023年）

1月24日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上B2二（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は竹村達也騎手（3戦2勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、スカイコップスに交わされて1馬身半差の2着となった。

6月15日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた13戦目は、加古川特別（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で竹村達也騎手（4戦2勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。

9月17日、約3か月の休み明けで迎えた14戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は川須栄彦騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が鈍り16着に終わった。

11月7日、中6週で迎えた15戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は竹村達也騎手（5戦2勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天授の負けじ魂を発揮してゴールまで頑張り、4着を確保した。

11月22日、中1週で迎えた16戦目は、ツバキ賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹村達也騎手（6戦2勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るゴールドボンドを自慢の末脚で半馬身差し切って制した。

12月12日、中2週で迎えた17戦目は、山本屋太三騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

12月29日、中1週で迎えた18戦目は、オッズパークウインターカップ（園田ダート1400m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で山本屋太三騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、勝ったタオロマイにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。

5歳（2024年）

1月10日、中1週で迎えた19戦目は、山本咲希到騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。6頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に終わった。

1月23日、中1週で迎えた20戦目は、姫路和牛特別（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は竹村達也騎手（7戦3勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、抜け出したクフィールを捕まえ切れず、アタマ差の2着となった。

2月13日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上B1（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹村達也騎手（8戦3勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

3月6日、中2週で迎えた22戦目は、紀の国みかんどり特別（姫路ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で竹村達也騎手（9戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のビナハロンに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

3月22日、中1週で迎えた23戦目は、スカパー!地方競馬ナイン賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で竹村達也騎手（10戦4勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく6着に終わった。

4月3日、中1週で迎えた24戦目は、スズラン賞（園田ダート1230m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で竹村達也騎手（11戦4勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

4月25日、中2週で迎えた25戦目は、SPAT4プレミアムポイント賞（園田ダート1870m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で竹村達也騎手（12戦4勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが劣勢になり4着に終わった。

8月15日、約3か月半の休み明けで迎えた26戦目は、DASH観音寺特別（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で竹村達也騎手（13戦4勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手が足りず5着に終わった。

9月5日、中2週で迎えた27戦目は、コスモス賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で竹村達也騎手（14戦4勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に終わった。

9月20日、中1週で迎えた28戦目は、3歳以上B1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で竹村達也騎手（15戦4勝）。6頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚を伸ばせず3着に終わった。

10月3日、中1週で迎えた29戦目は、3歳以上B1（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で竹村達也騎手（16戦4勝）。6頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭い脚を使えず5着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた30戦目は、3歳以上B1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で竹村達也騎手（17戦4勝）。5頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のコンドリュールをアタマ差振り切って勝利を手中に収めた。

11月6日、中2週で迎えた31戦目は、3歳以上A2 B1（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で竹村達也騎手（18戦5勝）。5頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず3着に終わった。