アイファーダイオウ（2020年生、母アイファーヒロイン）

アイファーダイオウ（2020年5月11日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のアイファーソング（当時12歳）と交配したアイファーヒロインが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は株式会社アースファーム。2022年のチャレンジ（2）で2着に入った他、2024年のサマーアタック(一般B C)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

加藤幸保厩舎（笠松）へ入厩。

2歳（2022年）

7月29日、デビュー戦は今井貴大騎手を鞍上に据えて、2歳（笠松ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は433kg。5頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず4着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた2戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の笠松デビュー馬（笠松ダート800m 曇/稍重）に出走。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では今一つ伸び切れず3着に敗れた。

9月8日、中2週で迎えた3戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の笠松デビュー馬（笠松ダート800m 雨/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のギンザトップレディに2馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

9月22日、中1週で迎えた4戦目は、2歳オープンの秋風ジュニア（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいいところがなく6着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のオグリカップ記念（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（1戦1勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。

10月20日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のオリオン座流星群特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（2戦1勝）。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では見事な伸び脚で猛進したが、ロッソにクビ差交わされて2着に甘んじた。

11月16日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた7戦目は、2歳オープンのチャレンジ（2）（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（3戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、ツミキヒトツに交わされて5馬身差の2着に敗北した。

12月14日、中3週で迎えた8戦目は、2歳オープンのジュニアキング（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡部誠騎手（4戦1勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

12月30日、中1週で迎えた9戦目は、2歳地方重賞のライデンリーダー記念（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

3歳（2023年）

1月25日、中3週で迎えた10戦目は、3歳戦の葉牡丹特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（5戦1勝）。6頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るビリーヴィンをクビ差だけ差し切って勝利を手に入れた。

2月9日、中1週で迎えた11戦目は、3歳地方重賞のゴールドジュニア（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は今井貴大騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

2月22日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦の節分草特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（6戦2勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

3月8日、中1週で迎えた13戦目は、3歳オープンの子葉賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（7戦2勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に終わった。

4月5日、中3週で迎えた14戦目は、3歳戦の淡墨桜特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（8戦2勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

4月14日、連闘で迎えた15戦目は、3歳戦の陽春特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡部誠騎手（9戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、トゥーナトライに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

4月26日、中1週で迎えた16戦目は、3歳オープンの若鮎賞（笠松ダート1900m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で岡部誠騎手（10戦2勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では伸びを欠き6着に終わった。

5月10日、中1週で迎えた17戦目は、3歳戦の鵜舟特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岡部誠騎手（11戦2勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったクラベルブランコをクビ差捉え切れず2着に惜敗した。

11月23日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から23kg増やして迎えた18戦目は、一般C11（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったパトリに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

デビュー前

佐々木功厩舎（船橋）へ入厩。

12月18日、デビュー戦は實川純一騎手を鞍上に据えて、馬い!八丈島完熟レモン発売記念（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。11頭立ての10番ゲートからスタート。競走除外となった。

4歳（2024年）

2月21日、約3か月の休み明けで迎えた19戦目は、一般C15（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、勝ったバークエムに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

3月5日、中1週で迎えた20戦目は、一般C8 C1-1（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は今井貴大騎手（2戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、エコログラッツェに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

3月18日、中1週で迎えた21戦目は、一般C8（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（12戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目覚ましい伸び脚で猛追したが、勝ったデイライトをクビ差捉え切れず2着に甘んじた。

4月1日、中1週で迎えた22戦目は、一般C10（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（13戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のクレッシェンドを半馬身振り切って3勝目を奪取した。

4月19日、中2週で迎えた23戦目は、春和特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（14戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、ラブアンバジョに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

4月29日、中0週で迎えた24戦目は、ウマ娘ベルノライト賞（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡部誠騎手（15戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではビュッと切れる脚で猛進したが、デイライトにハナ差交わされて2着に甘んじた。

5月23日、中2週で迎えた25戦目は、第二回よろしく頼む杯（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で岡部誠騎手（16戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のステラータアイズに3馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

6月4日、中1週で迎えた26戦目は、杏子特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岡部誠騎手（17戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったナムラミシェルにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

6月18日、中1週で迎えた27戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、サマーアタック（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では根気強くタフに走り抜いたが、勝ったナムラミシェルに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

7月2日、中1週で迎えた28戦目は、ひこぼし特別（笠松ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったスタンレーに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

7月17日、中1週で迎えた29戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、アジサイ特別（笠松ダート1600m 曇/重）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で急追したが、抜け出したホーリーホックを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

8月28日、中5週で迎えた30戦目は、処暑特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（18戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のミノコクシュタルクに5馬身の差をつけて優勝

9月13日、中1週で迎えた31戦目は、ススキ特別（笠松ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（19戦5勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず3着に敗れた。

9月27日、中1週で迎えた32戦目は、ローレル特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（20戦5勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、勝ったイカロスに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

10月11日、中1週で迎えた33戦目は、ハツシモ特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡部誠騎手（21戦5勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて、最後は2着のエイシンメヌエットに1馬身半の差をつけて6勝目をマークした。

10月25日、中1週で迎えた34戦目は、アンドロメダ座特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で岡部誠騎手（22戦6勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい8着に敗れた。

11月7日、中1週で迎えた35戦目は、霜月特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岡部誠騎手（23戦6勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず3着に沈んだ。

11月18日、中1週で迎えた36戦目は、オオモミジ特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で岡部誠騎手（24戦6勝）。6頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり3着に敗れた。

12月12日、中2週で迎えた37戦目は、ポインセチア特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で岡部誠騎手（25戦6勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。