ペイシャジョーダン（2016年生、母トウカイルックス）

ペイシャジョーダン（2016年3月20日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は青鹿毛。種牡馬のトーセンジョーダン（当時10歳）と交配したトウカイルックスが16歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は二風谷ファーム。主な勝ち鞍は2020年の一般C15。

経歴

デビュー前

坂口正則厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2018年）

12月2日、デビュー戦は古川吉洋騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に終わった。

12月16日、中1週で迎えた2戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に敗れた。

3歳（2019年）

1月5日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は古川吉洋騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では見所を作れず16着に終わった。

7月13日、約6か月半の休み明けで迎えた4戦目は、山田敬士騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/重）に53kgの軽斤量で出走。15頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい12着に敗れた。

7月28日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で山田敬士騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

8月23日、中3週で迎えた6戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋モーニングフィーバー32（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、勝ったマイネルフィーストに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

9月6日、中1週で迎えた7戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

9月19日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の名古屋モーニングフィーバー45（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、勝ったリーガルマインドに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

10月3日、中1週で迎えた9戦目は、木之前葵騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では矢のような伸びで猛進したが、ブラックフェアリーにハナ差交わされて2着となった。

10月17日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に敗れた。

10月31日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦のハシルプーオウ一人旅記念（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

11月12日、中1週で迎えた12戦目は、3歳C8（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

11月26日、中1週で迎えた13戦目は、一般C24（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で大畑雅章騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

4歳（2020年）

1月1日、中4週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた14戦目は、一般C24（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は木之前葵騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

1月14日、中1週で迎えた15戦目は、一般C24（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（6戦0勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

1月28日、中1週で迎えた16戦目は、一般C22（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（7戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。

3月4日、中4週で迎えた17戦目は、吉井友彦騎手を鞍上に迎えて、一般C21（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るウインセルリアンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

3月18日、中1週で迎えた18戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、春暖特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、勝ったマルカノーベルに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

4月3日、中1週で迎えた19戦目は、一般C15（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉井友彦騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、グイグイと末脚を伸ばして、最後は2着のカヴァロディーオに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

4月28日、中3週で迎えた20戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、七尾青柏祭賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に敗れた。

6月7日、中5週で迎えた21戦目は、沖静男騎手を鞍上に迎えて、ネットで買うなら楽天競馬で賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は失速してしまい7着に終わった。

6月21日、中1週で迎えた22戦目は、一般B2五（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は畑中信司騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた23戦目は、一般B2六（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で畑中信司騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

7月14日、連闘で迎えた24戦目は、ヘラクレスオオカブト特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で畑中信司騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

8月2日、中2週で迎えた25戦目は、一般B2六（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は沖静男騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

8月11日、連闘で迎えた26戦目は、級キング賞（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で沖静男騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着を確保した。

8月30日、中2週で迎えた27戦目は、一般B2六（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は畑中信司騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚を失くしてしまい9着に敗れた。

9月8日、連闘で迎えた28戦目は、ネットで買うなら楽天競馬賞特別編成（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は沖静男騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

9月27日、中2週で迎えた29戦目は、楽天競馬杯ポイント貯まる賞（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で沖静男騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が悪くなり9着に終わった。

10月13日、中1週で迎えた30戦目は、楽天競馬で金沢けいばを楽しもう賞（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で沖静男騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びを欠き10着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた31戦目は、藤田記念（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で沖静男騎手（6戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた32戦目は、黒田洋次郎&守口みま生誕45年記念（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で沖静男騎手（7戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は一杯になって8着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた33戦目は、中能登町ばっこ祭り特別（金沢ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で沖静男騎手（8戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。

12月6日、中1週で迎えた34戦目は、級スプリント特別（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で沖静男騎手（9戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。

12月15日、連闘で迎えた35戦目は、楽天競馬杯ポイントざくざく賞（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で沖静男騎手（10戦0勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

12月23日、連闘で迎えた36戦目は、秀夫&齊子しめくくりの旅は金沢です!記念（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で沖静男騎手（11戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。