ディライラ（2017年生、母チェルシーガール）

経歴

デビュー前

1歳のとき、上村清志から「北海道サマープレミアムセールサラブレッド1歳」に上場され、吉田昌久によって756万円で落札された。

寺島良厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2020年）

3月21日、デビュー戦は川又賢治騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は448kg。16頭立ての8番人気で大外16番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず9着に敗れた。

3月28日、連闘で迎えた2戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。

7月19日、約4か月の休み明けで迎えた3戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

8月2日、中1週で迎えた4戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。17頭立ての7番人気で16番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい11着に敗れた。

10月4日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、一般C2七（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では鮮やかな伸び脚で驀進したが、スカイボルトに半馬身交わされて2着となった。

10月18日、中1週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた6戦目は、牝馬限定戦のスプリントプリンセス賞（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた7戦目は、一般C2七（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田晃浩騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅実な伸びを見せたが、抜け出したワイルドピットを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

11月15日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定戦のロベリア賞（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で吉田晃浩騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のデルマシルバーに4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

11月30日、中1週で迎えた9戦目は、内田健介誕生記念（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田晃浩騎手（4戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず3着に敗れた。

12月25日、中3週で迎えた10戦目は、牝馬限定戦のエリカ賞（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で吉田晃浩騎手（5戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい7着に敗れた。

4歳（2021年）

3月15日、約2か月半の間隔を開けて迎えた11戦目は、一般C1三（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で吉田晃浩騎手（6戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のステイリッチに2馬身半の差をつけて優勝

4月13日、中3週で迎えた12戦目は、牝馬限定戦のハナミズキ賞（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で吉田晃浩騎手（7戦2勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

4月27日、中1週で迎えた13戦目は、一般B2五（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で吉田晃浩騎手（8戦2勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

5月11日、中1週で迎えた14戦目は、牝馬限定戦のアマリリス賞（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で吉田晃浩騎手（9戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立ち、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が振るわず3着に敗れた。

6月20日、中5週で迎えた15戦目は、一般C1四（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で吉田晃浩騎手（10戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、伸びてきたスタインウェイ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

7月4日、中1週で迎えた16戦目は、祝!?林孝祐誕生日記念（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で吉田晃浩騎手（11戦2勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

8月17日、中5週で迎えた17戦目は、朝ノ姉妹4回目の20歳の誕生日記念（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は13戦連続で吉田晃浩騎手（12戦2勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に敗れた。

8月31日、中1週で迎えた18戦目は、特別編成（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で吉田晃浩騎手（13戦2勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、トリプルプレイに交わされて3馬身差の2着となった。

9月23日、中2週で迎えた19戦目は、秋分の日も楽天競馬でおトクに!賞（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で吉田晃浩騎手（14戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

10月5日、中1週で迎えた20戦目は、一般B2六（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で吉田晃浩騎手（15戦2勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

11月29日、中7週で迎えた21戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、一般B2九（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では全く伸びず5着に敗れた。

12月23日、中2週で迎えた22戦目は、牧場主ゆーすけは金沢競馬が大好きです杯（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（16戦2勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚が止まってしまい8着に終わった。

2021年12月27日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。