オギサンフォード（1987年生、母サンベルナード）

Ogi Sanford

1987.05.09

オギサンフォード（1987年5月9日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のヒツタイトグローリー（当時14歳）と交配したサンベルナードが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は松本 俊博。戦績は、中央平地14戦2勝、中央障害21戦2勝2着2回。1991年の京都大障害（秋）(重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

柴田不二男厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1989年）

11月25日、デビュー戦は柴田政見騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は428kg。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

12月3日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田政見騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場なく8着に敗れた。

12月17日、中1週で迎えた3戦目は、栗田伸一騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（中京芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

3歳（1990年）

1月5日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は柴田政見騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

1月27日、中2週で迎えた5戦目は、山田泰誠騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（小倉芝1800m 曇/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で山田泰誠騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るシゲルヒカリを猛烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

3月3日、中2週で迎えた7戦目は、塩村克己騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のふきのとう特別（中京芝1800m 小雨/不良）に出走。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

3月24日、中2週で迎えた8戦目は、4歳500万下のフリージア賞（中京芝2000m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で塩村克己騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

4月14日、中2週で迎えた9戦目は、4歳500万下のはなみずき賞（阪神芝2200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で塩村克己騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚に勢いがなく12着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた10戦目は、4歳500万下（京都芝2400m 外回り 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で塩村克己騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のレッツゴーターキンをハナ差振り切って2勝目を手に入れた。

6月9日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた11戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下のTVh賞（札幌芝2000m 小雨/良）に出走。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた12戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の道新スポーツ賞（札幌芝2000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず12着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた13戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下のポプラステークス（札幌芝2000m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバテてしまい9着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた14戦目は、東信二騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の阿寒湖特別（札幌芝2000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

10月13日、約3か月の間隔を開けて迎えた15戦目は、酒井浩騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 小雨）に出走。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のマイティーブラッドに約18馬身の大差をつけて優勝

11月11日、中3週で迎えた16戦目は、障害4歳以上400万下（京都障害芝→ダート3290m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で酒井浩騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月2日、中2週で迎えた17戦目は、障害4歳以上400万下（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で酒井浩騎手（2戦1勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月23日、中2週で迎えた18戦目は、障害4歳以上400万下（京都障害芝→ダート3290m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で酒井浩騎手（3戦1勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

4歳（1991年）

3月17日、約3か月の間隔を開けて迎えた19戦目は、岡冨俊一騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上400万下（中京障害芝2800m 晴/重）に出走。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月31日、中1週で迎えた20戦目は、障害5歳以上400万下（京都障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で岡冨俊一騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月20日、中2週で迎えた21戦目は、障害5歳以上400万下（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は酒井浩騎手（4戦1勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月11日、中2週で迎えた22戦目は、障害5歳以上400万下（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で酒井浩騎手（5戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月1日、中2週で迎えた23戦目は、障害4歳以上400万下（京都障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で酒井浩騎手（6戦1勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月28日、約4か月の休養明けで迎えた24戦目は、障害4歳以上400万下（中京障害芝2800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で酒井浩騎手（7戦1勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月5日、連闘で迎えた25戦目は、障害4歳以上オープン（京都障害芝→ダート3290m 曇）に出走。鞍上は5戦連続で酒井浩騎手（8戦1勝）。6頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったエーコークロスから3馬身差の2着となった。

10月20日、中1週で迎えた26戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上400万下（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に敗れた。

11月10日、中2週で迎えた27戦目は、障害4歳以上400万下（京都障害芝→ダート3290m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のハッシンバリエンテをクビ差制して4勝目を獲得した。

11月23日、中1週で迎えた28戦目は、出津孝一騎手を鞍上に迎えて、重賞の京都大障害（秋）（京都障害芝3270m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったエーコークロスからクビ差の2着となった。

12月21日、中3週で迎えた29戦目は、重賞の中山大障害（秋）（中山障害芝4100m 晴/良）に出走。鞍上は酒井浩騎手（9戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5歳（1992年）

2月16日、中7週で迎えた30戦目は、障害5歳以上オープン（京都障害芝→ダート3290m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で酒井浩騎手（10戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月27日、約4か月半の休み明けで迎えた31戦目は、障害4歳以上オープン（中京障害芝2800m 曇/良）に出走。鞍上は出津孝一騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月26日、中3週で迎えた32戦目は、小倉障害ステークス（小倉障害芝2950m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で出津孝一騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月19日、中7週で迎えた33戦目は、ハンデ重賞の阪神障害ステークス（秋）（阪神障害芝3150m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で出津孝一騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月10日、中2週で迎えた34戦目は、障害4歳以上オープン（京都障害芝→ダート3290m 晴）に出走。鞍上は酒井浩騎手（11戦1勝）。5頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月28日、中6週で迎えた35戦目は、古小路重男騎手を鞍上に迎えて、重賞の京都大障害（秋）（京都障害芝3270m 曇/良）に出走。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。