スキャット（1994年生、母Soli）

経歴

デビュー前

土田稔厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1997年）

6月1日、デビュー戦は横山典弘騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや衰え、5着に終わった。

6月21日、中2週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、カルミネーションに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

7月12日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山典弘騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。敢然と端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のサンドイッチマンに7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月9日、中3週で迎えた4戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で横山典弘騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて、最後は2着のホーリーウィザードをクビ差振り切って2勝目を手に入れた。

4歳（1998年）

9月20日、約13か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた5戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で横山典弘騎手（4戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

9月26日、連闘で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で横山典弘騎手（5戦2勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のケイエスカラーに1馬身3/4の差をつけて断然の支持に応えた。

5歳（1999年）

9月12日、約11か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、4歳以上900万下の北斗賞（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で横山典弘騎手（6戦3勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。競走中止となった。

11月30日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から7kg絞って迎えた8戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、一般B3四（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ格好となり、ミドルペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、勝ったモミジラッキーに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

6歳（2000年）

10月16日、約10か月半の休養明けで迎えた9戦目は、一般C1四（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のラプソディスキーに3馬身の差をつけて休養明け初戦を物にした。

11月19日、中4週で迎えた10戦目は、一般B3四（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。競走中止となった。