ミスターヨコハマ（1985年生、母レイキヤビツク）

ミスターヨコハマ（1985年4月4日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はサラブレッド系で、毛色は黒鹿毛。種牡馬のランズダーン（当時5歳）と交配したレイキヤビツクが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は青森県、生産者は（株）タイヘイ牧場。戦績は、中央平地25戦3勝2着1回、地方3戦2勝。主な勝ち鞍は1988年の精進湖特別(400万下)。

経歴

デビュー前

中村貢厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1988年）

2月7日、デビュー戦は柴田政人騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。先手を取る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のワカバプリンセスを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

2月29日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、4歳400万下（東京ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田政人騎手（1戦1勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったホープユアホープに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

4月10日、中5週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた3戦目は、4歳400万下（東京芝1400m 晴/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で柴田政人騎手（2戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず11着に敗れた。

7月24日、約3か月半の休み明けで迎えた4戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（札幌ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に敗れた。

7月31日、連闘で迎えた5戦目は、鹿戸雄一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（札幌ダート1200m 晴/良）に出走。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に終わった。

8月20日、中2週で迎えた6戦目は、4歳以上400万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は田面木博公騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

9月3日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上400万下（函館芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は鹿戸雄一騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

9月17日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上400万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は田面木博公騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず4着に敗れた。

10月9日、中2週で迎えた9戦目は、伊藤栄騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（東京ダート1200m 晴/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のミホサンライズに4馬身の差をつけて2勝目を手にした。

10月30日、中2週で迎えた10戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下の精進湖特別（東京ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のシンロイヤルをハナ差振り切って1着ゴールを果たした。

11月19日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上1400万下の霜月ステークス（東京ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は伊藤栄騎手（1戦1勝）。15頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。

12月10日、中2週で迎えた12戦目は、石神富士雄騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1400万下の市川ステークス（中山ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

4歳（1989年）

1月14日、中4週で迎えた13戦目は、ハンデ戦で5歳以上1400万下のジャニュアリーステークス（中山芝2000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は伊藤栄騎手（2戦1勝）。15頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず14着に終わった。

1月29日、中1週で迎えた14戦目は、銀嶺ステークス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は石神富士雄騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず9着に終わった。

2月18日、中2週で迎えた15戦目は、ハンデG3のフェブラリーハンデキャップ（東京ダート1600m 曇/不良）に50kgの軽斤量で出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は伊藤栄騎手（3戦1勝）。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が鈍り12着に終わった。

3月11日、中2週で迎えた16戦目は、京葉ステークス（中山ダート1800m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は石神富士雄騎手（2戦0勝）。15頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

3月25日、中1週で迎えた17戦目は、5歳以上1400万下のアクアマリンステークス（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石神富士雄騎手（3戦0勝）。15頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

5歳（1990年）

4月15日、約13か月の休養明けで迎えた18戦目は、橋口満朗騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではいい脚を見せられず16着に終わった。

4月21日、連闘で迎えた19戦目は、小島太騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（東京ダート1600m 雨/不良）に出走。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びを欠き13着に終わった。

5月13日、中2週で迎えた20戦目は、5歳以上900万下（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小島太騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

6月3日、中2週で迎えた21戦目は、5歳以上900万下（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小島太騎手（2戦0勝）。13頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

6月10日、連闘で迎えた22戦目は、5歳以上900万下（東京ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は橋口満朗騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は減速してしまい14着に敗れた。

10月28日、約4か月半の休み明けで迎えた23戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が上がってしまい12着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上900万下のラジオ福島賞（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は橋口満朗騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に終わった。

12月2日、中2週で迎えた25戦目は、町田俊夫騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（中山ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず5着に終わった。

6歳（1991年）

3月12日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた26戦目は、金子正彦騎手を鞍上に迎えて、陽春特別（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のステータスアーサをアタマ差制して久しぶりに白星を挙げた。

4月16日、中4週で迎えた27戦目は、一般C1三（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で金子正彦騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のアイネスマジックをアタマ差制して先頭ゴールを果たした。

7歳（1992年）

1月15日、約9か月の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた28戦目は、一般C2六（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で金子正彦騎手（2戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。11着に敗れた。