モエレマーメイド（2005年生、母ポピーブーケ）

モエレマーメイド（2005年2月13日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のゴールドヘイロー（当時8歳）と交配したポピーブーケが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）三石橋本牧場。戦績は、地方23戦2勝2着4回。主な勝ち鞍は2007年のルーキーチャレンジ。

経歴

デビュー前

当歳のとき、大宮牧場から「北海道オータムセールサラブレッド当歳」に上場され、中村和夫によって315万円で落札された。3歳のとき、中村和夫から「ホッカイドウ競馬トレーディングセールサラブレッド競走馬」に上場されたが主取りとなった。

堂山芳則厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2007年）

6月6日、デビュー戦は五十嵐冬樹騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。馬体重は412kg。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったエムオーステージから半馬身差の2着に敗北した。

6月13日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のルーキーチャレンジ（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のリュウキュウエースに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

7月5日、中2週で迎えた3戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、2歳（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。6頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のバズローリングに1馬身半の差をつけて2勝目を収める

8月30日、中7週で迎えた4戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞のブリーダーズゴールドジュニアカップ（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。13着に終わった。

9月26日、中3週で迎えた5戦目は、2歳地方重賞のサンライズカップ（旭川ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。11着に終わった。

3歳（2008年）

7月9日、約9か月半の休み明けで迎えた6戦目は、小嶋久輝騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの射手座特別（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた7戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、様似町「アポイの火まつり」特別（旭川ダート1600m 曇/不良）に出走。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。3着に敗れた。

8月6日、中1週で迎えた8戦目は、アルファ特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。4着を確保した。

9月3日、中3週で迎えた9戦目は、3歳戦のアストレア特別（旭川ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小国博行騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月15日、中5週で迎えた10戦目は、常磐公園特別（旭川ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で小国博行騎手（3戦0勝）。13頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったレディストーンからハナ差の2着に惜敗した。

10月29日、中1週で迎えた11戦目は、ロータリークラブ杯（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で小国博行騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が悪くなり10着に敗れた。

11月12日、中1週で迎えた12戦目は、清畠特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は小嶋久輝騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では終いが甘くなり、5着に終わった。

4歳（2009年）

2月27日、約3か月半の休養明けで迎えた13戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2-11 12（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に敗れた。

3月20日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた14戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、一般C2-14 15 16（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天賦の闘志でゴールまで勇戦し、4着に入り込んだ。

4月16日、中3週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた15戦目は、一般C2十11（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤博紀騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に敗れた。

5月17日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた16戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、上の橋カキツバタ園レース（盛岡芝1700m 雨/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、コスモクルトゥーラに半馬身交わされて2着となった。

6月6日、中2週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた17戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、かきつばた賞（盛岡芝2400m 曇/重）に出走。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に敗れた。

6月29日、中2週で迎えた18戦目は、前沢・夢あかりレース（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は南郷家全騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた19戦目は、FM岩手杯（盛岡芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したウメノレイメイを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

11月7日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた20戦目は、武家住宅資料館レース（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で南郷家全騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

11月15日、連闘で馬体重を前走から6kg絞って迎えた21戦目は、みちゃおきいちゃお IBC賞（水沢ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で南郷家全騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に終わった。

11月30日、中1週で迎えた22戦目は、横手りんごレース（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で南郷家全騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず10着に終わった。

12月13日、中1週で迎えた23戦目は、九戸城跡レース（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で南郷家全騎手（6戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が衰えて10着に終わった。