クラウンアラビアン（2021年生、母マーモリー）

経歴

デビュー前

当歳のとき、クラウンから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。

2歳（2023年）

11月11日、デビュー戦は角田大和騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー福島（福島芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は488kg。15頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露したが、4着に終わった。

12月3日、中2週で迎えた2戦目は、2歳戦の2歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で角田大和騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

3歳（2024年）

2月4日、中8週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都芝2200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で角田大和騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、かなり緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず5着に沈んだ。

2月25日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神ダート2000m 小雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は4戦連続で角田大和騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

3月16日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で角田大和騎手（4戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

5月25日、中9週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で角田大和騎手（5戦0勝）。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、4着に入った。

6月16日、中2週で迎えた7戦目は、河原田菜々騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝2000m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では迫力満点の伸びを見せたが、勝ったワンダーフェローにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着となった。

6月30日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で河原田菜々騎手（1戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて大外18番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走したが、6着に終わった。

8月11日、中5週で迎えた9戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての6番人気で16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく10着に敗れた。

9月15日、中4週で迎えた10戦目は、小牧加矢太騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中京障害芝3000m 曇/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月1日、約2か月半の間隔を開けて迎えた11戦目は、小坂忠士騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（京都障害芝2910m 晴/良）に出走。13頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。12着に終わった。

12月26日、中3週で迎えた12戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のデリカテッセンに6馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4歳（2025年）

1月9日、中1週で迎えた13戦目は、廣瀬航騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のタガノヒモロギをクビ差振り切ってファンの期待に応えた。

2月6日、中3週で迎えた14戦目は、カンザクラ賞（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で廣瀬航騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

2月19日、中1週で迎えた15戦目は、スミレ賞（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で廣瀬航騎手（2戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線に入ると、前で粘るコパノジャンピングを途轍もない末脚で交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて断然の支持に応えた。

3月11日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上B2二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で廣瀬航騎手（3戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。

4月2日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上B2二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず4着に敗れた。

4月22日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上B2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったアズグレーターに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

5月21日、中3週で迎えた19戦目は、米玉利燕三騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2（園田ダート1400m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のララモンドールを半馬身振り切って4勝目を手に入れた。

6月12日、中2週で迎えた20戦目は、4歳以上B2（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で米玉利燕三騎手（1戦1勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では印象的な伸び脚で急追したが、抜け出したシンメクローサを差し切れず、1馬身3/4差の2着となった。

7月16日、中4週で迎えた21戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で米玉利燕三騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では決め手が足りず5着に敗れた。

8月8日、中2週で迎えた22戦目は、競馬ブック杯（園田ダート1400m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で米玉利燕三騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず4着に敗れた。