トウカイヘクター（1995年生、母トウカイセシール）

トウカイヘクター（1995年5月15日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のヘクタープロテクター（当時7歳）と交配したトウカイセシールが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）磯野牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方16戦7勝2着5回。主な勝ち鞍は2000年の一般B3(ハンデ)。

経歴

デビュー前

田所秀孝厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1998年）

5月31日、デビュー戦は久保田英敬騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（中京ダート1000m 晴/稍重）に出走。馬体重は480kg。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

9月12日、約3か月半の休養明けで迎えた2戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、4歳C（新潟(地)ダート1200m 晴/良）に出走。6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のアイランドクルーズに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月4日、中2週で迎えた3戦目は、4歳C1イ（新潟(地)ダート1200m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた4戦目は、榎伸彦騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の騎乗馬抽選（新潟(地)ダート1600m 雨/重）に54kgの軽斤量で出走。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。最後は、勝ったレッドペンダントから1馬身差の2着となった。

12月6日、中6週で馬体重を前走から24kg増やして迎えた5戦目は、4歳B3（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は山田信大騎手（2戦1勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤマタケグローリーから半馬身差の2着となった。

4歳（1999年）

4月11日、約4か月の休養明けで迎えた6戦目は、一般C2ハ（新潟(地)ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のマイネルジャガーに3馬身の差をつけて久々の一戦を物にした。

4月29日、中2週で迎えた7戦目は、ハンデ戦の一般C2（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田信大騎手（4戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月6日、中4週で迎えた8戦目は、雪国まいたけ特別・騎乗馬抽選（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は榎伸彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のロマンスサンに3/4馬身の差をつけて3勝目を奪取した。

7月12日、中4週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた9戦目は、ハンデ戦の一般C1（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は山田信大騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。10着に敗れた。

8月18日、中4週で迎えた10戦目は、一般C1イ（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（6戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のメイデンスターに3馬身の差をつけて優勝

9月11日、中2週で迎えた11戦目は、ハンデ戦の一般C1（三条ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山田信大騎手（7戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月22日、中5週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた12戦目は、一般C1イ（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山田信大騎手（8戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったオーミポーセレンから3/4馬身差の2着に敗北した。

12月5日、中5週で迎えた13戦目は、一般C1ハ（三条ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山田信大騎手（9戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったシンコウハッピーからクビ差の2着に甘んじた。

5歳（2000年）

4月1日、約4か月の休み明けで迎えた14戦目は、一般C1ニ（新潟(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で山田信大騎手（10戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったアカデミースズカからクビ差の2着に甘んじた。

4月30日、中3週で迎えた15戦目は、ハンデ戦の一般C1（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山田信大騎手（11戦3勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のスペシャルチケットをクビ差制して先頭ゴールを果たした。

5月20日、中2週で迎えた16戦目は、ハンデ戦の一般C1（新潟(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で山田信大騎手（12戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のアカデミースズカに半馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

6月19日、中3週で迎えた17戦目は、ハンデ戦の一般B3（新潟(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で山田信大騎手（13戦5勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のシュウザンプリンスに3/4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。