ナリタエイコウ（1994年生、母ナリタミリオーレ）

ナリタエイコウ（1994年5月15日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のヘクタープロテクター（当時6歳）と交配したナリタミリオーレが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）村田牧場。戦績は、中央平地16戦1勝、地方44戦6勝2着4回。主な勝ち鞍は1997年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

小西一男厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1996年）

9月1日、デビュー戦は菊沢隆徳騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（函館芝1200m 小雨/重）に出走。馬体重は474kg。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3歳（1997年）

7月13日、約10か月半の休み明けで迎えた2戦目は、坂井千明騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚にキレが無く12着に敗れた。

7月26日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井千明騎手（1戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて17番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい13着に敗れた。

8月9日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で坂井千明騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では最後まで息が続かず10着に敗れた。

8月17日、連闘で迎えた5戦目は、4歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂井千明騎手（3戦0勝）。13頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

9月7日、中2週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた6戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は5戦連続で坂井千明騎手（4戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

9月13日、連闘で迎えた7戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で坂井千明騎手（5戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではキレのある末脚を披露したが、3着に終わった。

9月27日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で坂井千明騎手（6戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、5着に終わった。

10月11日、中1週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた9戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は菊沢隆徳騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚色がやや衰え、5着に終わった。

10月26日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた10戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて7着に敗れた。

11月2日、連闘で馬体重を前走から6kg戻して迎えた11戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菊沢隆徳騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では息長く末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のコウジンプリンセスをハナ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

4歳（1998年）

5月30日、約7か月の休み明けで迎えた12戦目は、5歳以上500万下（東京芝1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で菊沢隆徳騎手（4戦1勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた13戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、マルチカップ特別（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に敗れた。

6月27日、中1週で迎えた14戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/重）に出走。13頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、少々速いペースでレースを進める。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚が止まってしまい10着に終わった。

7月25日、中3週で迎えた15戦目は、岩部純二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

8月8日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下の富良野特別（札幌芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩部純二騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。

8月23日、中1週で迎えた17戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌芝2600m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。先手を取る形となり、超スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい7着に終わった。

10月22日、中8週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた18戦目は、千場俊彦騎手を鞍上に迎えて、茨戸川特別（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月5日、中1週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた19戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、白石特別（札幌(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月1日、中3週で迎えた20戦目は、米川昇騎手を鞍上に迎えて、厚賀特別（門別ダート1800m 晴/重）に出走。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月17日、中1週で迎えた21戦目は、桜井拓章騎手を鞍上に迎えて、樽前山特別（門別ダート1800m 晴/重）に出走。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。5着に終わった。

5歳（1999年）

1月3日、中1週で迎えた22戦目は、初春特別（門別ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で桜井拓章騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月15日、約3か月半の休養明けで迎えた23戦目は、美原特別（門別ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で桜井拓章騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた24戦目は、門別えぞまつ特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で桜井拓章騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた25戦目は、沙流川特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で桜井拓章騎手（4戦0勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた26戦目は、アンタレス特別（旭川ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で桜井拓章騎手（5戦0勝）。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月10日、中1週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた27戦目は、スターマイン特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で桜井拓章騎手（6戦0勝）。14頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた28戦目は、川島洋人騎手を鞍上に迎えて、士別九十九特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた29戦目は、ほしのゆめ特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は桜井拓章騎手（7戦0勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。4着を確保した。

7月21日、中1週で迎えた30戦目は、プレアデス特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桜井拓章騎手（8戦0勝）。13頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったカケノジンライから1馬身半差の2着となった。

8月4日、中1週で迎えた31戦目は、ドウベー特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桜井拓章騎手（9戦0勝）。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。3着に入った。

8月16日、中1週で迎えた32戦目は、アルファルド特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で桜井拓章騎手（10戦0勝）。13頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月21日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた33戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、師走特別（門別ダート1800m 晴/重）に出走。13頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。11着に終わった。

6歳（2000年）

1月2日、中1週で迎えた34戦目は、迎春特別（門別ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は桜井拓章騎手（11戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月27日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた35戦目は、幌平橋特別（札幌(地)ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で桜井拓章騎手（12戦0勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月11日、中1週で迎えた36戦目は、遠軽瞰望岩特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で桜井拓章騎手（13戦0勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月25日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた37戦目は、サッポログランドビア特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で桜井拓章騎手（14戦0勝）。13頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた38戦目は、ビートオリゴ特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で桜井拓章騎手（15戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月21日、中1週で迎えた39戦目は、早来カマンベール特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で桜井拓章騎手（16戦0勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月4日、中1週で迎えた40戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、北海道レーシングセンター特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったスーパーボームから半馬身差の2着となった。

7月18日、中1週で迎えた41戦目は、北島三郎特別（旭川ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は井上俊彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月2日、中1週で迎えた42戦目は、ノーザンクロス特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は米川昇騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた43戦目は、渋谷裕喜騎手を鞍上に迎えて、オオカミの桃特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

10月24日、中9週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた44戦目は、胆振特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渋谷裕喜騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月21日、中3週で馬体重を前走からさらに12kg増やして迎えた45戦目は、沼の端特別（門別ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で渋谷裕喜騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。11着に終わった。

7歳（2001年）

1月16日、中7週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた46戦目は、中島洋三騎手を鞍上に迎えて、りんどう賞（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月6日、中2週で迎えた47戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、フェニックス特別（荒尾ダート1500m 晴/不良）に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月27日、中2週で迎えた48戦目は、一般B2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は中島洋三騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月20日、中2週で迎えた49戦目は、三石こんぶ特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中島洋三騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月8日、中2週で迎えた50戦目は、細原邦央騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったアサカラスタから半馬身差の2着となった。

5月27日、中6週で迎えた51戦目は、下條知之騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るエアランブルを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて久しぶりに白星を挙げた。

6月11日、中1週で迎えた52戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で下條知之騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のホロトエリーゼに4馬身の差をつけて3勝目を収める

7月1日、中2週で迎えた53戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で下條知之騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のオリオンザワンダーに7馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

7月23日、中2週で迎えた54戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で下條知之騎手（3戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るハカタサンデーを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

9月9日、中6週で迎えた55戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で下條知之騎手（4戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るジンデンタローを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

10月1日、中2週で迎えた56戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で下條知之騎手（5戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のパーソロングリンに2馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

10月27日、中3週で迎えた57戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で下條知之騎手（6戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したダンツキャビアを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

11月17日、中2週で迎えた58戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で下條知之騎手（7戦6勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

12月24日、中4週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた59戦目は、井上悦児騎手を鞍上に迎えて、九千部賞（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。

8歳（2002年）

1月26日、中4週で馬体重を前走から17kg戻して迎えた60戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は下條知之騎手（8戦6勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。