インディゴジェイ（2017年生、母シンプリシティー）

インディゴジェイ（2017年6月10日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「藍色の洒落男」。毛色は栗毛。種牡馬のストロングリターン（当時11歳）と交配したシンプリシティーが16歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者はヒダカフアーム。主な勝ち鞍は2021年のふたご座特別(一般B1)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ヒダカファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

松山将樹厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2020年）

4月18日、デビュー戦は菊沢一樹騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 雨/稍重）に出走。馬体重は486kg。15頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では全く伸びず14着に終わった。

5月9日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、野中悠太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では脚が残っておらず12着に終わった。

6月26日、中6週で迎えた3戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く5着に終わった。

7月24日、中3週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた4戦目は、村上弘樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋モーニングフィーバー16（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では見事な伸び脚で追い上げたが、抜け出したアイファーブラックに3/4馬身届かず2着となった。

10月1日、中9週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた5戦目は、3歳戦の名古屋モーニングフィーバー53（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上弘樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。

10月12日、中1週で迎えた6戦目は、一般C24（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は戸部尚実騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた7戦目は、細川智史騎手を鞍上に迎えて、一般C27（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、勝ったプリンセスララアに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

4歳（2021年）

1月13日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、一般C25（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は村上弘樹騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったパワポケーションズをクビ差捉え切れず2着に甘んじた。

1月27日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた9戦目は、一般C18（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村上弘樹騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るトーホウオリヴィエを猛烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

2月10日、中1週で迎えた10戦目は、矢田川特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村上弘樹騎手（4戦1勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場なく4着に終わった。

2月24日、中1週で迎えた11戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で村上弘樹騎手（5戦1勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るオプティマスを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて2勝目をマークした。

3月12日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2（名古屋ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で村上弘樹騎手（6戦2勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では物凄い伸び脚で猛追したが、勝ったテイエムレビューに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

3月26日、中1週で迎えた13戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で村上弘樹騎手（7戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったサングノーブルに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

4月8日、中1週で迎えた14戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で村上弘樹騎手（8戦2勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のヒロミクイーンをクビ差振り切って断トツの支持に応えた。

4月23日、中1週で迎えた15戦目は、犬山城特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で村上弘樹騎手（9戦3勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、4着に終わった。

5月7日、中1週で迎えた16戦目は、一般C4（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で村上弘樹騎手（10戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではきちんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のゴラッソゴールをクビ差振り切って4勝目をマークした。

6月2日、中3週で迎えた17戦目は、ふたご座特別（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で村上弘樹騎手（11戦4勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るアークダイヤを強烈な末脚でアタマ差だけ差し切って5勝目を奪取した。

6月29日、中3週で迎えた18戦目は、かに座特別（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で村上弘樹騎手（12戦5勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

7月21日、中2週で迎えた19戦目は、一般B3（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で村上弘樹騎手（13戦5勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

11月19日、約4か月の休養明けで迎えた20戦目は、柿原翔騎手を鞍上に迎えて、一般B6（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず8着に敗れた。

12月3日、中1週で迎えた21戦目は、一般B8（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は村上弘樹騎手（14戦5勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

12月24日、中2週で迎えた22戦目は、一般B8（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村上弘樹騎手（15戦5勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

5歳（2022年）

1月20日、中3週で迎えた23戦目は、土古ファイナルまであと50日（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村上弘樹騎手（16戦5勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

2月4日、中1週で迎えた24戦目は、一般C6（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で村上弘樹騎手（17戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったルッチョーラにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

2月18日、中1週で迎えた25戦目は、果穂ちゃん生誕1年!（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で村上弘樹騎手（18戦5勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず4着に敗れた。

4月13日、中7週で迎えた26戦目は、一般C4（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で村上弘樹騎手（19戦5勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

4月25日、中1週で迎えた27戦目は、一般C5（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で村上弘樹騎手（20戦5勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。

5月27日、中4週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた28戦目は、一般C6（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で村上弘樹騎手（21戦5勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚が冴えず7着に敗れた。

6月9日、中1週で迎えた29戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、一般C5（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

7月11日、中4週で馬体重を前走から21kg減らして迎えた30戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、マルカブ賞（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り9着に終わった。

7月24日、中1週で迎えた31戦目は、塚本涼人騎手を鞍上に迎えて、一般B1（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた32戦目は、一般B1（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は菅原辰徳騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず8着に終わった。

8月23日、中1週で迎えた33戦目は、関本玲花騎手を鞍上に迎えて、一般B2（盛岡ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

12月4日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から47kg増やして迎えた34戦目は、一般C2八（水沢ダート1300m 小雨/稍重）に出走。鞍上は塚本涼人騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見所を作れず5着に敗れた。

12月11日、連闘で迎えた35戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、一般C2七（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に敗れた。

デビュー前

1歳のとき、ヒダカファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

佐々木由則厩舎（岩手）へ入厩。

12月25日、中1週で迎えた36戦目は、一般C2九（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。