トキワノマツカゼ（2006年生、母ハツノジョニー）

トキワノマツカゼ（2006年4月2日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のトウカイテイオー（当時18歳）と交配したハツノジョニーが19歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）磯野牧場。戦績は、地方49戦10勝2着12回。2009年の白嶺賞(一般)に勝利した他、2008年の平取義経特別を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

2歳のとき、遠山淳から「ホッカイドウ競馬トレーディングセールサラブレッド競走馬」に上場され、大久保和夫によって588万円で落札された。

米川昇厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2008年）

5月22日、デビュー戦は川島雅人騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。馬体重は448kg。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、で集団を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では堅実な伸びを見せたが、イグゼキュティヴに交わされて2馬身差の2着となった。

5月29日、連闘で迎えた2戦目は、川島洋人騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のルーキーチャレンジ（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったマサノシャルナから1馬身半差の2着に敗北した。

6月18日、中2週で迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は川島雅人騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月15日、中3週で迎えた4戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったリロから5馬身差の2着となった。

8月20日、中4週で迎えた5戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は川島雅人騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のキャッスルスピカに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月9日、中2週で迎えた6戦目は、2歳オープンの北海道競馬記者クラブ特別（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島雅人騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったモエレクリフィスから半馬身差の2着に敗北した。

9月23日、中1週で迎えた7戦目は、2歳オープンのAIR-G’（エアジー）（旭川ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で川島雅人騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月22日、中3週で迎えた8戦目は、小林靖幸騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの平取義経特別（門別ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のサンサンヒカリに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

10月30日、連闘で迎えた9戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、2歳Jpn3の北海道2歳優駿（門別ダート1800m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

3歳（2009年）

4月5日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた10戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のスプリングカップ（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、マヨノエンゼルに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

4月19日、中1週で迎えた11戦目は、3歳地方重賞の阿久利黒賞（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、伸びてきたマヨノエンゼル決め手に屈してアタマ差の2着に甘んじた。

5月17日、中3週で迎えた12戦目は、3歳戦の七時雨賞（盛岡ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で菅原勲騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月1日、中1週で迎えた13戦目は、板垣吉則騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の岩手ダービーダイヤモンドカップ（盛岡ダート2000m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したマヨノエンゼルを捕まえ切れず、ハナ差の2着に惜敗した。

7月12日、中5週で迎えた14戦目は、3歳地方重賞のオパールカップ（盛岡芝1700m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で板垣吉則騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

8月9日、中3週で迎えた15戦目は、3歳戦のサファイア賞（盛岡芝2400m 曇/良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたセンリグランピー決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

10月18日、中9週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた16戦目は、3歳戦のクリスタル賞（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は板垣吉則騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したロードカイザーを捕まえ切れず、約10馬身差の2着に敗北した。

11月22日、中4週で迎えた17戦目は、3歳地方重賞の不来方賞（水沢ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で板垣吉則騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

12月6日、中1週で迎えた18戦目は、白嶺賞（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のヒカルメイオーに2馬身半の差をつけて優勝

12月31日、中3週で迎えた19戦目は、地方重賞の桐花賞（水沢ダート2000m 小雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（5戦1勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場なく5着に敗れた。

4歳（2010年）

3月29日、約3か月の間隔を開けて迎えた20戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、楽天競馬賞（水沢ダート1800m 曇/重）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。

4月26日、中3週で迎えた21戦目は、浅舞公園あやめまつりレース（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（6戦1勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

5月31日、中4週で迎えた22戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、ゲンマ賞（大井ダート1800m 晴/重）に出走。14頭立ての2番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい11着に敗れた。

7月2日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた23戦目は、一般B2四 B3五（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、グイグイと終いの脚を伸ばして、最後は2着のリノヴァティオに2馬身半の差をつけて勝利をモノにする

12月1日、約5か月の休み明けで迎えた24戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、シリウス賞（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が鈍り13着に敗れた。

12月31日、中3週で迎えた25戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、カウントダウン2011賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で猛進したが、勝ったケージーアメリカンにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着となった。

5歳（2011年）

2月4日、中4週で迎えた26戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、立春特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

2月14日、中0週で迎えた27戦目は、銀嶺賞（大井ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

3月7日、中2週で迎えた28戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、爽春賞（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線に入ると、前で粘るスマートインパルスを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて5勝目をマークした。

4月18日、中5週で迎えた29戦目は、ホープフル賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて前にいた10頭をごぼう抜きし、最後は2着のワールドベアハートに1馬身半の差をつけて6勝目を挙げた。

5月27日、中5週で迎えた30戦目は、ケンタウルス賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

11月3日、約5か月半の休養明けで迎えた31戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、東京ヤクルトスワローズつば九郎賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びを欠き9着に終わった。

11月30日、中3週で迎えた32戦目は、プロキオン賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、5着に終わった。

12月26日、中3週で迎えた33戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、ラピスラズリ賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず9着に敗れた。

6歳（2012年）

1月18日、中2週で迎えた34戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、新優駿たちの蹄跡賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るターフェルを鬼脚でクビ差だけ差し切って7勝目をゲットした。

2月17日、中3週で迎えた35戦目は、春麗賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（1戦1勝）。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では見せ場なく12着に終わった。

3月8日、中2週で迎えた36戦目は、一般B2二 B3三（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は村上忍騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったシルククレヴァーにねじ伏せられて3馬身差の2着となった。

4月17日、中5週で迎えた37戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、ポインタース賞（大井ダート1400m 雨/稍重）に出走。13頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

5月25日、中4週で迎えた38戦目は、一般B2三（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のマックスビートを半馬身振り切って8勝目をつかんだ。

10月28日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた39戦目は、三陸山田復興かき小屋レース（盛岡ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は村上忍騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月24日、中3週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた40戦目は、地方重賞の栗駒賞（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（4戦0勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が冴えず8着に敗れた。

12月22日、中3週で迎えた41戦目は、地方重賞の白嶺賞（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（5戦0勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく6着に終わった。

7歳（2013年）

7月30日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた42戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、全国選抜社会人相撲特別（金沢ダート1700m 曇/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、勝ったケージーアメリカンに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

8月13日、中1週で迎えた43戦目は、西海祭り特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（1戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るマーベラスキングを圧倒的な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて断然人気に応えた。

8月25日、中1週で迎えた44戦目は、地方重賞の金沢競馬場移転40周年記念（金沢ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田晃浩騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

9月24日、中3週で迎えた45戦目は、全日本鉄人レース特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田晃浩騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のエイダイボルトをクビ差振り切って制した。

10月6日、中1週で迎えた46戦目は、鵜島デカ曳山巡行特別（金沢ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田晃浩騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

10月20日、中1週で迎えた47戦目は、手取川サーモンフィッシング特別（金沢ダート1900m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で吉田晃浩騎手（5戦2勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

11月17日、中3週で迎えた48戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、全国産業観光フォーラム特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

12月1日、中1週で迎えた49戦目は、日本海冬の味覚特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（6戦2勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。