オンガエシ（1998年生、母シユーザンカール）

オンガエシ（1998年5月27日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のシアトルダンサーⅡ（当時14歳）と交配したシユーザンカールが16歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）小倉牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方36戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2000年のフレッシュチャレンジ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、小倉牧場から「北海道6月セレクト市場サラブレッド2歳」と「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

松田路博厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2000年）

6月13日、デビュー戦は米川昇騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は510kg。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のナミに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月5日、中7週で迎えた2戦目は、山田和久騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。

8月23日、中2週で迎えた3戦目は、秋田大助騎手を鞍上に迎えて、3歳（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月14日、中2週で迎えた4戦目は、岡島玉一騎手を鞍上に迎えて、3歳（旭川ダート1500m 雨/不良）に出走。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月27日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、3歳（旭川ダート1000m 雨/不良）に出走。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた6戦目は、2歳オープンのマーベラスサンデー特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦のメジロマックイーン特別（門別ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は山田和久騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。12着に敗れた。

11月8日、中1週で迎えた8戦目は、中村裕司騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のウィナーズチャレンジ（門別ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた9戦目は、2歳戦の豊頃はるにれ特別（門別ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で中村裕司騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

3歳（2001年）

1月2日、中5週で馬体重を前走から24kg減らして迎えた10戦目は、久保勇騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の初夢賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

1月26日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦の若竹特別（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で久保勇騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月12日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦のうぐいす特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で久保勇騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイナマイトムスメから3/4馬身差の2着となった。

2月20日、連闘で迎えた13戦目は、3歳戦の若盛特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で久保勇騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に敗れた。

3月5日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で久保勇騎手（4戦0勝）。5頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のオートウルフに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

4月2日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた15戦目は、3歳戦の春蘭特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で久保勇騎手（5戦1勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

4月25日、中2週で迎えた16戦目は、3歳戦の春菊特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で久保勇騎手（6戦1勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月16日、中2週で迎えた17戦目は、牝馬限定3歳G3の関東オークス（川崎ダート2100m 曇/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は8戦連続で久保勇騎手（7戦1勝）。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。11着に終わった。

5月30日、中1週で迎えた18戦目は、久保秀男騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のガーベラ特別（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

6月17日、中2週で迎えた19戦目は、3歳戦のあじさい特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は久保勇騎手（8戦1勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。12着に終わった。

7月5日、中2週で迎えた20戦目は、3歳戦のあさがお特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で久保勇騎手（9戦1勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた21戦目は、3歳戦のコマクサ特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で久保勇騎手（10戦1勝）。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

8月12日、中2週で迎えた22戦目は、3歳戦の山百合特別（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で久保勇騎手（11戦1勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月30日、中2週で迎えた23戦目は、3歳ハンデ地方重賞の戸塚記念（川崎ダート2100m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は久保秀男騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。11着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1四（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は久保勇騎手（12戦1勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月3日、中2週で迎えた25戦目は、一般C1四（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で久保勇騎手（13戦1勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。12着に終わった。

10月25日、中2週で迎えた26戦目は、一般C1四（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で久保勇騎手（14戦1勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。11着に終わった。

11月13日、中2週で迎えた27戦目は、一般C1六（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で久保勇騎手（15戦1勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月29日、中1週で迎えた28戦目は、一般C1五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で久保勇騎手（16戦1勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月29日、中3週で迎えた29戦目は、一般C1六（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で久保勇騎手（17戦1勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

4歳（2002年）

1月28日、中3週で迎えた30戦目は、甲斐年光騎手を鞍上に迎えて、一般C2一（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。14頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月14日、中1週で迎えた31戦目は、一般C2一（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で甲斐年光騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月25日、中1週で迎えた32戦目は、駿望特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は久保勇騎手（18戦1勝）。13頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

3月13日、中1週で迎えた33戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、一般C2一（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。13頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月29日、中6週で迎えた34戦目は、すみれ特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。5着に入り込んだ。

5月20日、中2週で迎えた35戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、一般C1八九（川崎ダート1400m 雨/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

6月4日、中1週で迎えた36戦目は、金子正彦騎手を鞍上に迎えて、一般C1九十（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛進したが、ランニングタッチに交わされて1馬身差の2着となった。

7月9日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた37戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、瑞星特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に敗れた。