ランニングタッチ（1998年生、母レッドパメラ）

ランニングタッチ（1998年5月22日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のランニングフリー（当時15歳）と交配したレッドパメラが14歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道虻田郡豊浦町、生産者は飯原牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方24戦11勝2着4回。主な勝ち鞍は2003年の一般C1四五。

経歴

デビュー前

小西一男厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2001年）

5月19日、デビュー戦は藤田伸二騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は436kg。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて7着に終わった。

6月3日、中1週で迎えた2戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を奪い、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい7着に敗れた。

6月16日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は藤田伸二騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

8月28日、中9週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた4戦目は、秋田大助騎手を鞍上に迎えて、一般D2-2（旭川ダート1000m 雨/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のクラショウグンに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月18日、中2週で迎えた5戦目は、一般D2-1（旭川ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で秋田大助騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のダンサーズロマンに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

10月2日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、一般D1-2（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で秋田大助騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったラッキープランから2馬身半差の2着に敗北した。

10月16日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた7戦目は、一般D1-1（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で秋田大助騎手（3戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のフクシャチョウに1馬身の差をつけて3勝目を獲得した。

11月8日、中2週で迎えた8戦目は、一般C2-2（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で秋田大助騎手（4戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のセイランファイターに3/4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

11月20日、中1週で迎えた9戦目は、清畠特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で秋田大助騎手（5戦4勝）。16頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。10着に敗れた。

4歳（2002年）

1月30日、中9週で迎えた10戦目は、山林堂信彦騎手を鞍上に迎えて、4歳（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のニチドウマウンテンに2馬身の差をつけて勝利をモノにする

2月14日、中1週で迎えた11戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、4歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のキンノヒトミに1馬身半の差をつけて6勝目を手に入れた。

3月15日、中3週で迎えた12戦目は、一般C2六七（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のワイドトップに3馬身の差をつけて7勝目を掴み取った。

5月21日、中9週で迎えた13戦目は、一般C2三四（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。先手を取り、若干緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のミナミノチャプマンに1馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

6月4日、中1週で迎えた14戦目は、一般C1九十（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で今野忠成騎手（3戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るオンガエシを強烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

7月8日、中4週で迎えた15戦目は、一般C1六七（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で今野忠成騎手（4戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のニューフォーレルに1馬身半の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

11月15日、約4か月半の休養明けで迎えた16戦目は、一般C1三四（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で今野忠成騎手（5戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では目を引く伸びを見せたが、ニノサキにクビ差交わされて2着に甘んじた。

12月24日、中5週で迎えた17戦目は、一般C1二（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で今野忠成騎手（6戦5勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に敗れた。

5歳（2003年）

1月8日、中1週で迎えた18戦目は、一般C1四五（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で今野忠成騎手（7戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立ち、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして、最後は2着のユキノマイティーを3/4馬身振り切って勝利数を11に伸ばす

1月29日、中2週で迎えた19戦目は、一般C1二（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で今野忠成騎手（8戦6勝）。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、抜け出したセレソンに半馬身届かず2着に敗北した。

2月27日、中3週で迎えた20戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、一般C1三四（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

3月13日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1二ア（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（9戦6勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

6月13日、約3か月の休養明けで迎えた22戦目は、前住和寿騎手を鞍上に迎えて、一般C1二（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1四（大井ダート1590m 内回り曇/重）に出走。鞍上は今野忠成騎手（10戦6勝）。13頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では最後まで息が続かず10着に敗れた。

7月21日、中3週で迎えた24戦目は、甲斐年光騎手を鞍上に迎えて、シューティングスター賞（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。13頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

8月6日、中1週で迎えた25戦目は、一般C1二ア（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は今野忠成騎手（11戦6勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

8月20日、中1週で迎えた26戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、一般C1二三（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、勝ったビービープレジャーに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

9月2日、中1週で迎えた27戦目は、一般C1二（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（12戦6勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。競走中止となった。