セレソン（1999年生、母マエコウプリンセス）
Selecao
1999.06.08
セレソン（1999年6月8日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のソウルオブザマター（当時8歳）と交配したマエコウプリンセスが18歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は土居牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方36戦5勝2着1回。主な勝ち鞍は2001年の2歳。
経歴
デビュー前
稲葉道行厩舎（浦和）へ入厩。
2歳（2001年）
6月14日、デビュー戦は薮口一麻騎手を鞍上に据えて、2歳（浦和ダート800m 雨/稍重）に出走。馬体重は475kg。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のタイガーエスプリアに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
7月17日、中4週で迎えた2戦目は、2歳（浦和ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で薮口一麻騎手（1戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端に立ち、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のアレグロホースに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。
9月3日、中6週で迎えた3戦目は、2歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で薮口一麻騎手（2戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず10着に敗れた。
10月16日、中5週で迎えた4戦目は、2歳戦の若駒特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で薮口一麻騎手（3戦2勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。
11月5日、中2週で迎えた5戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の若殿特別（浦和ダート1600m 曇/重）に出走。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、かなり遅いペースで一団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はバタバタになってしまい9着に終わった。
12月19日、中5週で迎えた6戦目は、2歳戦の冬苺特別（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は薮口一麻騎手（4戦2勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。
3歳（2002年）
1月18日、中3週で迎えた7戦目は、3歳戦の若水特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は酒井忍騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。
2月5日、中2週で迎えた8戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の若盛特別（浦和ダート1600m 雨/稍重）に出走。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。
4月2日、中7週で迎えた9戦目は、3歳戦の若葉特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は薮口一麻騎手（5戦2勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ハナに立ち、かなり緩いペースで集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が悪くなり11着に終わった。
5月2日、中3週で迎えた10戦目は、3歳戦の若葉特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で薮口一麻騎手（6戦2勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。
5月15日、中1週で迎えた11戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の若緑特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のタイガーエスプリアに4馬身の差をつけて3勝目を収める
6月5日、中2週で迎えた12戦目は、3歳戦のあじさい特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は薮口一麻騎手（7戦2勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に敗れた。
6月30日、中3週で迎えた13戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の尾瀬特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず16着に終わった。
7月14日、中1週で迎えた14戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の疾風特別（新潟芝1000m 曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。16着に終わった。
7月30日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦の若武蔵特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は薮口一麻騎手（8戦2勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では決め手が足りず10着に敗れた。
8月15日、中1週で迎えた16戦目は、3歳戦の鳳仙花特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で薮口一麻騎手（9戦2勝）。13頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい13着に終わった。
11月12日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた17戦目は、一般C1二ア（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で薮口一麻騎手（10戦2勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではいいところがなく11着に終わった。
11月29日、中1週で迎えた18戦目は、一般C1四（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で薮口一麻騎手（11戦2勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。
12月20日、中2週で迎えた19戦目は、一般C1三（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は森下博騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のベストファイヤーに3馬身の差をつけて4勝目を手に入れた。
4歳（2003年）
1月3日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた20戦目は、一般C1二（浦和ダート1600m 雪/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（2戦2勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい9着に終わった。
1月29日、中3週で迎えた21戦目は、橋尚也騎手を鞍上に迎えて、一般C1二（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして、最後は2着のランニングタッチを半馬身振り切って5勝目をゲットした。
2月13日、中1週で迎えた22戦目は、一般B3三 C1一（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は森下博騎手（3戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったエプソムガッツに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。
3月14日、中3週で迎えた23戦目は、一般B3四（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（4戦2勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入った。
5月8日、中7週で迎えた24戦目は、マルチレッグ特別（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で森下博騎手（5戦2勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。
5月21日、中1週で迎えた25戦目は、小満特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は橋尚也騎手（1戦1勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が衰えて8着に終わった。
8月21日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた26戦目は、花氷特別（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は森下博騎手（6戦2勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はタレてしまい7着に終わった。
9月9日、中2週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた27戦目は、重陽特別（大井ダート1690m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（7戦2勝）。13頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。
9月23日、中1週で迎えた28戦目は、秋収特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で森下博騎手（8戦2勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見所を作れず7着に終わった。
10月15日、中2週で迎えた29戦目は、狭山湖特別（浦和ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で森下博騎手（9戦2勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に敗れた。
11月11日、中3週で迎えた30戦目は、晩秋特別（船橋ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は繁田健一騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。
11月19日、連闘で迎えた31戦目は、円良田湖特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は酒井忍騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。
12月1日、中1週で迎えた32戦目は、箱根特別（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（3戦0勝）。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり14着に終わった。
12月25日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた33戦目は、間瀬湖特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（4戦0勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に敗れた。
5歳（2004年）
1月27日、中4週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた34戦目は、一般C1二（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で酒井忍騎手（5戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に終わった。
7月13日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg戻して迎えた35戦目は、一般C1四（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は薮口一麻騎手（12戦2勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見所を作れず6着に終わった。
8月3日、中2週で迎えた36戦目は、一般C1六（大井ダート1500m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で薮口一麻騎手（13戦2勝）。13頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず13着に終わった。
8月24日、中2週で迎えた37戦目は、一般C1三四（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は酒井忍騎手（6戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。
12月1日、約3か月半の休み明けで迎えた38戦目は、秋元耕成騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。