ダンサーズロマン（1998年生、母ダイロマン）

ダンサーズロマン（1998年4月7日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のグルームダンサー（当時14歳）と交配したダイロマンが17歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は大典牧場（有）。戦績は、中央平地3戦0勝、地方28戦5勝2着8回。主な勝ち鞍は2002年の4歳以上C1。

経歴

デビュー前

保田一隆厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2001年）

2月25日、デビュー戦は小林淳一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は530kg。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

3月31日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で小林淳一騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に終わった。

4月14日、中1週で迎えた3戦目は、梶晃啓騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

8月14日、約4か月の休み明けで迎えた4戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般D2-2（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったエレガントブルーから3/4馬身差の2着に敗北した。

8月28日、中1週で迎えた5戦目は、一般D2-2（旭川ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったクラコから1馬身差の2着に敗北した。

9月6日、連闘で迎えた6戦目は、一般D2-1（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で井上俊彦騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったイブキアバンサルンから3/4馬身差の2着に敗北した。

9月18日、中1週で迎えた7戦目は、一般D2-1（旭川ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で井上俊彦騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったランニングタッチから4馬身差の2着に敗北した。

10月3日、中1週で迎えた8戦目は、一般D2-1（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で井上俊彦騎手（4戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のビューティリベンジに半馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月11日、連闘で迎えた9戦目は、一般D1-3（門別ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で井上俊彦騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったニホンカイマーチからハナ差の2着に甘んじた。

11月10日、中3週で迎えた10戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、3歳C2（盛岡ダート1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のマルゴワールドに3/4馬身の差をつけて2勝目をマークした。

12月9日、中3週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた11戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、3歳C1（水沢ダート1400m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったトーセンシンガーから3馬身差の2着に敗北した。

12月23日、中1週で迎えた12戦目は、3歳C1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のストームタワーに半馬身の差をつけて3勝目を掴み取った。

4歳（2002年）

1月29日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた13戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（園田ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月11日、中1週で馬体重を前走から13kg絞って迎えた14戦目は、4歳以上C2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のマッキールションに半馬身の差をつけて制した。

2月22日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で木村健騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったエトワールキングからクビ差の2着に甘んじた。

3月26日、中4週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた16戦目は、4歳以上C1（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で木村健騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のグロウポートをクビ差制して5勝目をつかんだ。

4月3日、連闘で迎えた17戦目は、フラワーセンター特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で木村健騎手（4戦2勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に敗れた。

4月17日、中1週で迎えた18戦目は、黄桜かっぱ特別（園田ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で木村健騎手（5戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

5月9日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた19戦目は、さんだ”有馬富士”特別（園田ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で木村健騎手（6戦2勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて4着に終わった。

5月22日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた20戦目は、おのころじま特別（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で木村健騎手（7戦2勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず10着に敗れた。

7月4日、中5週で迎えた21戦目は、西川進也騎手を鞍上に迎えて、星の都さよう特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びを欠き10着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた22戦目は、スポニックパーク一宮特別（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で西川進也騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

8月1日、中1週で迎えた23戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、高田屋嘉兵衛公園特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず10着に終わった。

8月27日、中3週で迎えた24戦目は、千ヶ峰特別（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は西川進也騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では全く伸びず7着に終わった。

9月10日、中1週で迎えた25戦目は、3歳以上B1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西川進也騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず10着に終わった。

9月19日、連闘で迎えた26戦目は、夢千代の里湯村温泉特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は木村健騎手（8戦2勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたウインドスナイプ決め手に屈して半馬身差の2着となった。

10月3日、中1週で迎えた27戦目は、近江米特別（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（9戦2勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた28戦目は、大河内グリーンカップ（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木村健騎手（10戦2勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

11月7日、中2週で迎えた29戦目は、黒田庄ビーフ特別（姫路ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は西川進也騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず10着に終わった。

11月20日、中1週で迎えた30戦目は、デイリー昆陽特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は木村健騎手（11戦2勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

12月4日、中1週で迎えた31戦目は、白鶴まるカップ（園田ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（12戦2勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は失速してしまい11着に終わった。