イブキアバンサルン（1998年生、母イブキネックレス）
Ibuki Abansarun
1998.03.21
イブキアバンサルン（1998年3月21日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のサンデーサイレンス（当時12歳）と交配したイブキネックレスが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）北陽ファーム。戦績は、中央平地4戦0勝、地方36戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は2003年の4歳以上C7。
経歴
デビュー前
中尾正厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（2000年）
10月8日、デビュー戦は村本善之騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は458kg。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず10着に敗れた。
10月15日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（京都芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で村本善之騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。
10月29日、中1週で迎えた3戦目は、3歳新馬（京都芝1600m 小雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で村本善之騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず7着に終わった。
3歳（2001年）
6月17日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で村本善之騎手（3戦0勝）。18頭立ての7番人気で大外18番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に敗れた。
8月8日、中6週で馬体重を前走からさらに28kg増やして迎えた5戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、一般D2-2（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったムシャから約22馬身差の2着となった。
9月6日、中3週で迎えた6戦目は、一般D2-1（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木国明騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のダンサーズロマンに3/4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
10月10日、中4週で迎えた7戦目は、一般D1-4（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木国明騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のナイキアイドルをクビ差制して2勝目を獲得した。
10月31日、中2週で迎えた8戦目は、一般C2-3（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木国明騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。7着に敗れた。
11月14日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2-4（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で佐々木国明騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のトサノティガをクビ差制して3勝目を手にした。
12月24日、中5週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた10戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。8着に敗れた。
4歳（2002年）
2月20日、中7週で迎えた11戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。9着に敗れた。
3月14日、中2週で迎えた12戦目は、高馬元紘騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。
11月14日、約8か月の休養明けで迎えた13戦目は、保利良平騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C7（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず8着に終わった。
11月27日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上C8（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で保利良平騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。
12月11日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上C8（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で保利良平騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。
12月25日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上C8（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で保利良平騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、シゲルサマーワインに3/4馬身交わされて2着となった。
5歳（2003年）
1月3日、連闘で迎えた17戦目は、4歳以上C8（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で保利良平騎手（4戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に終わった。
1月14日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C8（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で保利良平騎手（5戦0勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に終わった。
1月28日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C8（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で保利良平騎手（6戦0勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
2月6日、連闘で迎えた20戦目は、4歳以上C8（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で保利良平騎手（7戦0勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に敗れた。
2月19日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C8（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で保利良平騎手（8戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に敗れた。
3月6日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C8（姫路ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で保利良平騎手（9戦0勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。
3月19日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上C7（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で保利良平騎手（10戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したニホンピロブーケを捕まえ切れず、3馬身半差の2着に敗北した。
3月28日、連闘で迎えた24戦目は、4歳以上C7（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で保利良平騎手（11戦0勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るニホンピロリョウタを上がり0位の末脚で半馬身差し切って久しぶりに美酒を浴びた。
4月11日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上C6（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で保利良平騎手（12戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず10着に敗れた。
5月6日、中3週で迎えた26戦目は、4歳以上C7（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で保利良平騎手（13戦1勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。
5月15日、連闘で迎えた27戦目は、4歳以上C5（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は15戦連続で保利良平騎手（14戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に終わった。
5月29日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上C7-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に敗れた。
6月12日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上C7-1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は保利良平騎手（15戦1勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
6月26日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上C7-1（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で保利良平騎手（16戦1勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。
7月10日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上C6-2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で保利良平騎手（17戦1勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。
7月23日、中1週で迎えた32戦目は、4歳以上C6-1（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で保利良平騎手（18戦1勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に敗れた。
8月5日、中1週で迎えた33戦目は、4歳以上C5-3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で保利良平騎手（19戦1勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に終わった。
8月15日、中0週で迎えた34戦目は、4歳以上C6-1（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で保利良平騎手（20戦1勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に敗れた。
8月28日、中1週で迎えた35戦目は、3歳以上C6-1（姫路ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で保利良平騎手（21戦1勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に敗れた。
9月10日、中1週で迎えた36戦目は、3歳以上C5-1（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で保利良平騎手（22戦1勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。
9月30日、中2週で迎えた37戦目は、3歳以上C4-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で保利良平騎手（23戦1勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に終わった。
12月31日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた38戦目は、2003 ファイナルステージ（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で保利良平騎手（24戦1勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず12着に敗れた。
6歳（2004年）
1月22日、中2週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた39戦目は、4歳以上C7-3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で保利良平騎手（25戦1勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず12着に終わった。
2月4日、中1週で迎えた40戦目は、4歳以上C8-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で保利良平騎手（26戦1勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず12着に終わった。