サンノオミネ（1984年生、母ブランダホープ）

サンノオミネ（1984年5月14日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサンシャインボーイ（当時10歳）と交配したブランダホープが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は尾崎常雄。戦績は、中央平地10戦0勝、地方22戦4勝2着4回。主な勝ち鞍は1987年の秋ケ瀬特別(C2二 C3一)。

経歴

デビュー前

三潟隆五郎厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（1986年）

8月22日、デビュー戦は橘眞樹騎手を鞍上に据えて、3歳（川崎ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は434kg。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月12日、中2週で迎えた2戦目は、3歳（川崎ダート900m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で橘眞樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のフタゴタマヒメに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

9月23日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（浦和ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で橘眞樹騎手（2戦1勝）。6頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったタカフアスターから1馬身半差の2着となった。

11月5日、中5週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で橘眞樹騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったアキノレデイーからクビ差の2着となった。

11月11日、連闘で迎えた5戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で橘眞樹騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月8日、中3週で迎えた6戦目は、2歳戦の東京3歳優駿（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で橘眞樹騎手（5戦1勝）。13頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月29日、中2週で迎えた7戦目は、2歳戦の全日本三才優駿（川崎ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で橘眞樹騎手（6戦1勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

3歳（1987年）

1月7日、連闘で迎えた8戦目は、4歳（川崎ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で橘眞樹騎手（7戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のトキノオリエントをクビ差制して1着ゴールを果たした。

2月5日、中3週で迎えた9戦目は、3歳戦の美駒特別（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で橘眞樹騎手（8戦2勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月19日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の寒梅特別（川崎ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は10戦連続で橘眞樹騎手（9戦2勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月25日、中4週で迎えた11戦目は、3歳戦の桃の花特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で橘眞樹騎手（10戦2勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月22日、中3週で迎えた12戦目は、3歳戦の山藤特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で橘眞樹騎手（11戦2勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月28日、連闘で迎えた13戦目は、3歳戦の桜花賞（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で橘眞樹騎手（12戦2勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月7日、連闘で迎えた14戦目は、4歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で橘眞樹騎手（13戦2勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったディアーナからハナ差の2着となった。

6月23日、中6週で迎えた15戦目は、3歳戦の若鮎特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で橘眞樹騎手（14戦2勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月16日、中2週で迎えた16戦目は、3歳戦のほおずき特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で橘眞樹騎手（15戦2勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。4着を確保した。

7月19日、連闘で迎えた17戦目は、3歳戦の鎌北湖特別（浦和ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は17戦連続で橘眞樹騎手（16戦2勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のハニーマドンナに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

8月11日、中2週で迎えた18戦目は、3歳戦のサルビア特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は18戦連続で橘眞樹騎手（17戦3勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月24日、中1週で迎えた19戦目は、3歳戦の三峰山特別（浦和ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は19戦連続で橘眞樹騎手（18戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月3日、中0週で迎えた20戦目は、3歳戦のコスモス特別（川崎ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は20戦連続で橘眞樹騎手（19戦3勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月8日、中4週で迎えた21戦目は、オパール特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は21戦連続で橘眞樹騎手（20戦3勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったトキノカブラヤから1馬身差の2着に敗北した。

10月15日、連闘で迎えた22戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、秋ケ瀬特別（浦和ダート1600m 雨/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のフィンガーズクロスに4馬身の差をつけて4勝目をゲットした。

12月13日、中7週で迎えた23戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（阪神ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。

12月27日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上900万下（阪神芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で河内洋騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で大外13番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。最後は垂れてしまい12着に敗れた。

4歳（1988年）

1月9日、中1週で迎えた25戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上900万下（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。主導権を奪い、遅いペースで一団を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では脚が上がってしまい16着に終わった。

2月13日、中4週で迎えた26戦目は、内田国夫騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

8月20日、約6か月半の休養明けで迎えた27戦目は、4歳以上400万下の有田特別（小倉芝1200m 晴/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は石橋守騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり14着に終わった。

8月27日、連闘で迎えた28戦目は、4歳以上400万下（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で石橋守騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天資の闘志でゴールまで力戦し、3着に入り込んだ。

9月17日、中2週で迎えた29戦目は、牝馬限定の4歳以上400万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石橋守騎手（3戦0勝）。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後はタレてしまい12着に敗れた。

9月24日、連闘で迎えた30戦目は、4歳以上400万下（阪神ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は内田国夫騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

5歳（1989年）

5月13日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた31戦目は、安達昭夫騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下（京都芝1600m 外回り曇/重）に出走。18頭立ての18番人気で15番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。最後は力尽きて18着に終わった。

5月21日、連闘で迎えた32戦目は、5歳以上400万下（阪神芝2000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で安達昭夫騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり16着に終わった。