ロイヤルシャイン（2015年生、母オリエンタルサンシャイン）

ロイヤルシャイン（2015年5月5日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋母名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のヴァーミリアン（当時13歳）と交配したオリエンタルサンシャインが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は日進牧場。主な勝ち鞍は2021年の一般C2七八九。

経歴

デビュー前

池添兼雄厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2017年）

6月17日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。13頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず9着に終わった。

11月11日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた2戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。14頭立ての10番人気で大外14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

11月18日、連闘で迎えた3戦目は、森裕太朗騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（京都ダート1400m 雨/重）に出走。15頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず9着に敗れた。

12月3日、中1週で迎えた4戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

3歳（2018年）

2月10日、中9週で迎えた5戦目は、城戸義政騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1700m 雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

2月25日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は松山弘平騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は勢いを失って11着に終わった。

4月28日、中8週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

7月15日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた8戦目は、富田暁騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では脚を伸ばせず15着に終わった。

8月31日、中6週で馬体重を前走からさらに12kg増やして迎えた9戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋モーニングフィーバー24（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るブラウンファシールを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

9月13日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた10戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のルビーロマンを3/4馬身振り切って勝利を手に入れた。

9月24日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（2戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るホーリーカバージョを豪脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。

10月9日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大畑雅章騎手（3戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、勝ったガーネットローズに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

10月18日、連闘で迎えた13戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大畑雅章騎手（4戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では別次元の末脚を弾けさせてすんなりと抜け出し、最後は2着のデルマウーゾに3馬身の差をつけて4勝目を挙げた。

11月12日、中3週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた14戦目は、瀧川寿希也騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 曇/重）に出走。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で猛追したが、勝ったスーパースナッズに詰め切れず、約13馬身差の2着に敗北した。

12月31日、中6週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた15戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で瀧川寿希也騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、ハイペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力で最後まで敢闘したが、サブノテイオーに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

4歳（2019年）

1月25日、中3週で迎えた16戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、一般C2十二十三十四（大井ダート1400m 曇/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は勢いを失って8着に敗れた。

2月8日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2十三十四（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のタフさで最後まで踏ん張ったが、抜け出したホーミーを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

3月7日、中3週で迎えた18戦目は、一般C2十十一（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で本田正重騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では天賦の負けん気を発揮してゴールまで勇戦したが、5着に終わった。

3月20日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2八九（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は瀧川寿希也騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚色がやや衰え、5着に終わった。

4月10日、中2週で迎えた20戦目は、吉井章騎手を鞍上に迎えて、新しいTOKYOの夜遊び賞（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

4月24日、中1週で迎えた21戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七八（大井ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手が足りず8着に敗れた。

8月1日、約3か月半の休養明けで迎えた22戦目は、藤田凌騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2七八九（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤田凌騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず4着に敗れた。

8月25日、中0週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた24戦目は、一般C2七八（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田凌騎手（2戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったジュウワンローズに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

9月18日、中2週で迎えた25戦目は、一般C2四五六（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で藤田凌騎手（3戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のギオンハイスーパーに6馬身の差をつけて5勝目をマークした。

10月18日、中3週で迎えた26戦目は、一般C2一二三（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で藤田凌騎手（4戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。

11月15日、中3週で迎えた27戦目は、一般C2一二三（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で藤田凌騎手（5戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に敗れた。

5歳（2020年）

4月8日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた28戦目は、一般C2六七（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で藤田凌騎手（6戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい8着に敗れた。

4月29日、中2週で迎えた29戦目は、一般C2七八（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で藤田凌騎手（7戦1勝）。13頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では逸出した伸び脚で急追したが、抜け出したバイーアを捕まえ切れず、クビ差の2着となった。

5月21日、中2週で迎えた30戦目は、一般C2五六（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で藤田凌騎手（8戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では卓抜な伸び脚で猛追したが、抜け出したダイレクトフライトを捕まえ切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

6月5日、中1週で迎えた31戦目は、一般C2一二（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で藤田凌騎手（9戦1勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、3着に入った。

7月7日、中4週で迎えた32戦目は、篠谷葵騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六七（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、勝ったシングンスパークに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

7月31日、中2週で迎えた33戦目は、一般C2四五（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で篠谷葵騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったカイマナに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

8月20日、中2週で迎えた34戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、一般C2一二三（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に敗れた。

12月11日、約4か月の休み明けで迎えた35戦目は、達城龍次騎手を鞍上に迎えて、コロナに負けるな賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

12月30日、中2週で迎えた36戦目は、一般C2二三四（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で達城龍次騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったバックストッパーにねじ伏せられて3馬身半差の2着に敗北した。

6歳（2021年）

1月18日、中2週で迎えた37戦目は、一般C2十二十三十四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で達城龍次騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に敗れた。

2月15日、中3週で迎えた38戦目は、一般C2十三十四（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は篠谷葵騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を披露し、3着に入った。

3月8日、中2週で迎えた39戦目は、一般C2十十一（大井ダート1600m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で篠谷葵騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

4月13日、中4週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた40戦目は、一般C2十十一（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で篠谷葵騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では非凡な末脚を繰り出したが、3着に終わった。

4月28日、中1週で迎えた41戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、一般C2七八九（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のヴィラバドラに2馬身半の差をつけて久しぶりに勝利を挙げた。