ベロシダハーバー（2000年生、母マウタエクセル）

ベロシダハーバー（2000年3月30日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のホーエイヒロボーイ（当時15歳）と交配したマウタエクセルが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）細川牧場。戦績は、地方10戦2勝2着4回。2002年の園田2歳優駿(アラ系2歳)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、細川牧場から「北海道9月市場アングロアラブ1歳」に上場され、兵庫県馬主協会によって273万円で落札された。

上田伸夫厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2002年）

10月14日、デビュー戦は木村健騎手を鞍上に据えて、アラ系2歳（姫路ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は512kg。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた2戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、アラ系2歳F3（姫路ダート800m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るスーパーチェリーを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて初勝利を挙げた。

11月13日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦の栄駿賞（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は木村健騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

11月26日、中1週で迎えた4戦目は、文原学騎手を鞍上に迎えて、アラ系2歳F1（園田ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のフジノユーノスをハナ差振り切って2勝目を掴み取った。

12月11日、中1週で迎えた5戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの園田2歳優駿（園田ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

12月25日、中1週で迎えた6戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、アラ系2歳T1（園田ダート1700m 曇/重）に出走。6頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したダイセンヤマトを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗れた。

3歳（2003年）

1月19日、中3週で迎えた7戦目は、アラ系3歳（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は永島太郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったラピッドリーランから3/4馬身差の2着に敗北した。

2月7日、中2週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた8戦目は、3歳戦の菜の花特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したホワイトタイガーを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

2月20日、中1週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた9戦目は、若駒賞（園田ダート1700m 曇/稍重）に54kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で永島太郎騎手（3戦0勝）。5頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を伸ばせず3着に敗れた。

5月27日、約3か月の休み明けで迎えた10戦目は、アラ系3歳以上C6（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、カズミプリンスに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。