ダイイチトウルイ（1985年生、母ヒガシタイム）

ダイイチトウルイ（1985年2月25日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のノノアルコ（当時14歳）と交配したヒガシタイムが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は石川新一。戦績は、中央平地3戦0勝、地方44戦5勝2着10回。主な勝ち鞍は1989年のアポイ特別(D)。

経歴

デビュー前

清田十一厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1988年）

1月10日、デビュー戦は梅野信一騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳新馬（京都ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は466kg。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい13着に終わった。

1月30日、中2週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で梅野信一騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

4月3日、中8週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、4歳未勝利（阪神芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で梅野信一騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい16着に終わった。

6月16日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から39kg戻して迎えた4戦目は、中井博一騎手を鞍上に迎えて、一般D（旭川ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた5戦目は、小林伸義騎手を鞍上に迎えて、一般D（帯広ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた6戦目は、一般D（帯広ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林伸義騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったホクトナデシコから半馬身差の2着となった。

7月28日、中1週で迎えた7戦目は、松本隆宏騎手を鞍上に迎えて、一般D（帯広ダート1200m 雨/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のダイジユダンデイーに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月4日、連闘で迎えた8戦目は、一般D（岩見沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小林伸義騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月16日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた9戦目は、一般D（札幌(地)ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林伸義騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、勝ったスクオールヒーローから半馬身差の2着に敗北した。

8月26日、中0週で迎えた10戦目は、一般D（札幌(地)ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小林伸義騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のカネツシーザをアタマ差制して2勝目を手にした。

9月13日、中2週で迎えた11戦目は、一般D（岩見沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で小林伸義騎手（5戦1勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月23日、中0週で迎えた12戦目は、一般D（岩見沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小林伸義騎手（6戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月3日、中0週で迎えた13戦目は、山下信雄騎手を鞍上に迎えて、一般D（岩見沢ダート1500m 曇/重）に出走。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったウエスタンガイから3馬身差の2着となった。

10月12日、連闘で迎えた14戦目は、一般D（岩見沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山下信雄騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。10着に敗れた。

10月24日、中1週で迎えた15戦目は、岡島玉一騎手を鞍上に迎えて、一般D（岩見沢ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったキシユーエースから4馬身差の2着となった。

11月2日、連闘で迎えた16戦目は、一般D（岩見沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は山下信雄騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったジャパンプリンスから半馬身差の2着に敗北した。

4歳（1989年）

4月26日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた17戦目は、一般D（帯広ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は松本隆宏騎手（1戦1勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月4日、連闘で馬体重を前走から14kg絞って迎えた18戦目は、一般D（帯広ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は小林伸義騎手（7戦1勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。11着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた19戦目は、川島洋人騎手を鞍上に迎えて、一般D（帯広ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月13日、中3週で迎えた20戦目は、一般D（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は小林伸義騎手（8戦1勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた21戦目は、一般D（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林伸義騎手（9戦1勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた22戦目は、一般D（岩見沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林伸義騎手（10戦1勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月25日、中1週で迎えた23戦目は、佐々木一夫騎手を鞍上に迎えて、一般D（岩見沢ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。12着に終わった。

8月8日、中1週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた24戦目は、一般D（岩見沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は小林伸義騎手（11戦1勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月21日、中1週で迎えた25戦目は、桑園特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林伸義騎手（12戦1勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。

8月31日、中0週で迎えた26戦目は、藤本美芽騎手を鞍上に迎えて、丸井今井カップ（札幌(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月11日、中1週で迎えた27戦目は、麻生特別（札幌(地)ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は小林伸義騎手（13戦1勝）。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月20日、連闘で迎えた28戦目は、一般D（札幌(地)ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は佐々木一夫騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったトミショウタローから5馬身差の2着となった。

10月3日、中1週で迎えた29戦目は、アポイ特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木一夫騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のダツクベイビーに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

10月17日、中1週で迎えた30戦目は、歯舞特別（帯広ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木一夫騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月26日、連闘で迎えた31戦目は、厚岸特別（帯広ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木一夫騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた32戦目は、足寄特別（帯広ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で佐々木一夫騎手（5戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後はアローボーイと並んで2着同着となった。

12月10日、中4週で馬体重を前走から27kg減らして迎えた33戦目は、石川榮騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月23日、中1週で迎えた34戦目は、佐々木陸男騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1600m 晴/重）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったキタノトウシヨウから3/4馬身差の2着となった。

5歳（1990年）

4月3日、約3か月半の休み明けで迎えた35戦目は、小笠原義巳騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月16日、中1週で迎えた36戦目は、一般（水沢ダート1420m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小笠原義巳騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた37戦目は、一般（水沢ダート1420m 曇/不良）に出走。鞍上は佐々木陸男騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月27日、中3週で迎えた38戦目は、千田知幸騎手を鞍上に迎えて、一般（盛岡ダート1420m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月9日、中1週で迎えた39戦目は、三野宮通騎手を鞍上に迎えて、一般（盛岡ダート1420m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のダイドーウイングスに半馬身の差をつけて制した。

6月24日、中1週で迎えた40戦目は、一般（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は小笠原義巳騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のリユテイエアンクーに3/4馬身の差をつけて5勝目を手中に収めた。

7月8日、中1週で迎えた41戦目は、一般（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は佐々木陸男騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月30日、中2週で迎えた42戦目は、一般（水沢ダート1420m 曇/良）に出走。鞍上は小笠原義巳騎手（3戦1勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

8月14日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた43戦目は、一般（盛岡ダート1420m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小笠原義巳騎手（4戦1勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月25日、中1週で迎えた44戦目は、一般（盛岡ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小笠原義巳騎手（5戦1勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったカナンミツルからハナ差の2着となった。

9月8日、中1週で迎えた45戦目は、一般（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小笠原義巳騎手（6戦1勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったカナンミツルから1馬身差の2着となった。

9月23日、中1週で迎えた46戦目は、ドリーマーカップ（水沢ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小笠原義巳騎手（7戦1勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた47戦目は、一般（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で小笠原義巳騎手（8戦1勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。