ワールズコライド（2020年生、母Elizabeth Browning）

Worlds Collide

2020.02.09

ワールズコライド（2020年2月9日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。馬名の意味は「世界が衝突する」。毛色は鹿毛。種牡馬のWar Front（当時18歳）と交配したElizabeth Browningが7歳のときに産んだ仔が本馬である。主な勝ち鞍は2023年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

堀宣行厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2023年）

4月8日、デビュー戦はC.ルメール騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は534kg。16頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のエクトゥシュタールを3/4馬身振り切って未勝利戦を制した。

5月20日、中5週で迎えた2戦目は、D.レーン騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（東京ダート1400m 曇/稍重）に出走。16頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のグランデスフィーダに2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

6月18日、中3週で迎えた3戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳G3のユニコーンステークス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。15頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は力尽きて15着に敗れた。

12月3日、約5か月半の休み明けで迎えた4戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの鳴海特別（中京ダート1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったロードアウォードにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

12月24日、中2週で迎えた5戦目は、R.ムーア騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの冬至特別（中山ダート1200m 曇/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では豪快に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のダテボレアスに1馬身半の差をつけて3勝目を獲得した。

4歳（2024年）

1月13日、中2週で迎えた6戦目は、R.R.キング騎手を鞍上に迎えて、4歳以上3勝クラスの初春ステークス（中山ダート1200m 曇/良）に58kgの斤量を背負って出走。15頭立ての1番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、忙しいペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈の闘志でバテることなく粘り続けて、最後は2着のハチメンロッピを半馬身振り切って勝利を手に入れた。

2月11日、中3週で迎えた7戦目は、バレンタインステークス（東京ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続でR.R.キング騎手（1戦1勝）。15頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいいところがなく8着に敗れた。