ニューエクスプレス（2014年生、母ローザフィオーレ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、折手牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、吉岡泰治によって388.8万円で落札された。

2歳（2016年）

12月16日、デビュー戦は増田充宏騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスパーキングデビュー（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。馬体重は505kg。6頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず5着に終わった。

3歳（2017年）

1月4日、中2週で迎えた2戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で増田充宏騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

2月1日、中3週で馬体重を前走から20kg減らして迎えた3戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で増田充宏騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って8着に敗れた。

4歳（2018年）

4月23日、約15か月の休み明けで迎えた4戦目は、一般C3十一十二十三（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で増田充宏騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のブレッザバラーレに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

5月17日、中2週で迎えた5戦目は、一般C3四五六（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で増田充宏騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったメロメロパンチに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

6月13日、中3週で迎えた6戦目は、一般C3四五六（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で増田充宏騎手（5戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、緩やかなペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のポートオブコールを半馬身振り切って優勝

7月4日、中2週で迎えた7戦目は、一般C3四五六（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で増田充宏騎手（6戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

7月23日、中2週で迎えた8戦目は、一般C3一二（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で増田充宏騎手（7戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。端に立ち、若干緩いペースで一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり11着に敗れた。

8月23日、中3週で迎えた9戦目は、一般C3三四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で増田充宏騎手（8戦2勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手に欠いて7着に敗れた。

5歳（2019年）

2月13日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から23kg増やして迎えた10戦目は、伊藤裕人騎手を鞍上に迎えて、一般C3五六七（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のサンシンシナティに5馬身の差をつけて久しぶりの一戦を制した。

5月2日、約2か月半の間隔を開けて迎えた11戦目は、一般C3四五六（浦和ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤裕人騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、極端なスローペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のベリーベリーに7馬身の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

5月17日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3一二（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤裕人騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のタフさで最後まで奮闘したが、ビギンアゲインに交わされて6馬身差の2着に敗北した。

6月12日、中3週で迎えた13戦目は、一般C2六七八（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で伊藤裕人騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、コパノニューヨークに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

7月4日、中2週で迎えた14戦目は、一般C3一二（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で伊藤裕人騎手（4戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして、最後は2着のザイマカを半馬身振り切って雨中の激戦を制した。

6歳（2020年）

1月3日、約6か月の休養明けで迎えた15戦目は、一般C3四五六（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で伊藤裕人騎手（5戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。端を奪う形となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではビュッと切れる脚で猛進したが、ブルベアベージュに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

2月19日、中6週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた16戦目は、一般C3五六七（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で伊藤裕人騎手（6戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ややハイペースでレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が鈍り12着に敗れた。

3月5日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた17戦目は、一般C3四五六（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で伊藤裕人騎手（7戦3勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り続けて、最後は2着のグレートバロンに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

3月27日、中2週で迎えた18戦目は、一般C3一（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で伊藤裕人騎手（8戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では生得の持久力で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のニシノプログレスに3馬身の差をつけて7勝目を獲得した。

4月17日、中2週で迎えた19戦目は、ハコフグ記念（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で伊藤裕人騎手（9戦5勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

5月14日、中3週で迎えた20戦目は、一般C2七八九（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で伊藤裕人騎手（10戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では生得の持続力で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のマツリダインゴットを半馬身振り切って8勝目を奪取した。

6月11日、中3週で迎えた21戦目は、一般C2四五六（川崎ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で伊藤裕人騎手（11戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のコパノカーネルに4馬身の差をつけて9勝目を手中に収めた。

7月14日、中4週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた22戦目は、一般C2一二三（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は13戦連続で伊藤裕人騎手（12戦7勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のウラルハーモニーに4馬身の差をつけて10勝目を達成した。

7歳（2021年）

1月4日、約6か月の休養明けで迎えた23戦目は、しめ飾り賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で伊藤裕人騎手（13戦8勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや遅いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のスタミナで最後まで奮闘したが、マッシロに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

3月4日、中7週で迎えた24戦目は、一般C2七八（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で伊藤裕人騎手（14戦8勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず10着に敗れた。

4月23日、中6週で迎えた25戦目は、一般C2九十（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で伊藤裕人騎手（15戦8勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のビレッジクライを3/4馬身振り切って勝利数を11に伸ばす

5月13日、中2週で迎えた26戦目は、さいたまスイーツ賞（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は17戦連続で伊藤裕人騎手（16戦9勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快に末脚を伸ばして、最後は2着のケンブリッジウィズをクビ差振り切ってファンの期待に応えた。

5月25日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2四五六（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は18戦連続で伊藤裕人騎手（17戦10勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のレッドチェイサーを3/4馬身振り切って勝利数を13に伸ばす

6月14日、中2週で迎えた28戦目は、紫陽花賞（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は19戦連続で伊藤裕人騎手（18戦11勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切り、かなり緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のエクストラノートをクビ差振り切って破竹の4連勝を決めた。

7月5日、中2週で迎えた29戦目は、一般C1四五六（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は20戦連続で伊藤裕人騎手（19戦12勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

7月29日、中2週で迎えた30戦目は、やまなみ五湖「奥相模湖」賞（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は21戦連続で伊藤裕人騎手（20戦12勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。

8月29日、中3週で迎えた31戦目は、一般C1三四五（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は22戦連続で伊藤裕人騎手（21戦12勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の心肺能力で最後まで息を切らすことなく走り抜いたが、ウインウェルスに交わされて1馬身半差の2着となった。

9月15日、中1週で迎えた32戦目は、一般C1四五六（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は23戦連続で伊藤裕人騎手（22戦12勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと終いの脚を伸ばして、最後は2着のカネショウルーイを3/4馬身振り切って勝利数を15に伸ばす

10月13日、中3週で迎えた33戦目は、稲富大笑典（川崎ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は24戦連続で伊藤裕人騎手（23戦13勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

11月11日、中3週で迎えた34戦目は、一般C1一二三（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は25戦連続で伊藤裕人騎手（24戦13勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。競走中止となった。