アメリカンベイビー（2017年生、母ナイルクイーン）

経歴

デビュー前

当歳のとき、クイーンズ・ランチから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、吉澤ステーブルによって3,132万円で落札された。

2歳（2019年）

11月2日、デビュー戦はC.ルメール騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。13頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のアイアムイチリュウに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月23日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、2歳1勝クラスのカトレア賞（東京ダート1600m 雨/不良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。最後は勢いを失って13着に敗れた。

3歳（2020年）

1月18日、中7週で迎えた3戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。5頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。先手を取る形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい4着に敗れた。

3月28日、中9週で迎えた4戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの伏竜ステークス（中山ダート1800m 曇/良）に出走。13頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではいいところがなく13着に終わった。

6月7日、中9週で迎えた5戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。

8月30日、約3か月の間隔を開けて迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラス（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘したが、4着に終わった。

4歳（2021年）

7月10日、約10か月半の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（小倉ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で和田竜二騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。端をきる形となり、速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天賦のガッツでゴールまで勇戦し、3着に入った。

8月8日、中3週で迎えた8戦目は、永野猛蔵騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。15頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい11着に敗れた。

9月5日、中3週で迎えた9戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（小倉ダート1000m 曇/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

9月25日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上1勝クラス（中京ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は和田竜二騎手（3戦0勝）。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に敗れた。

11月7日、中5週で迎えた11戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（福島ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

11月20日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上1勝クラス（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡巧也騎手（1戦0勝）。15頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

12月4日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上はC.ルメール騎手（1戦1勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はバタバタになってしまい10着に敗れた。

5歳（2022年）

4月28日、約5か月の休み明けで迎えた14戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、猪名川特別（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず8着に敗れた。

5月15日、中1週で迎えた15戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中京ダート1900m 曇/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、超スローペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って9着に終わった。

7月10日、中7週で迎えた16戦目は、3歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は和田竜二騎手（4戦0勝）。15頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。

9月8日、中8週で馬体重を前走から36kg増やして迎えた17戦目は、3歳以上B1（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（1戦0勝）。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のオリエンタルメラクに3馬身半の差をつけて久しぶりに勝ち星を挙げた。

10月19日、中5週で迎えた18戦目は、3歳以上A2 B1（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（2戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のコクシネルに3馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

11月17日、中3週で迎えた19戦目は、鳥取のおいしい畜産物特別（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉村智洋騎手（3戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のワキノクイーンに4馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

12月8日、中2週で迎えた20戦目は、3歳以上A2 B1（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉村智洋騎手（4戦3勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のペルチャンに4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

6歳（2023年）

1月12日、中4週で迎えた21戦目は、DASH観音寺開設8周年記念（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉村智洋騎手（5戦4勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして、最後は2着のプレイヤーズハイに1馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

2月16日、中4週で迎えた22戦目は、井上幹太騎手を鞍上に迎えて、ヤマトポーク特別（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に敗れた。

3月9日、中2週で迎えた23戦目は、杉浦健太騎手を鞍上に迎えて、飲んで応援!ひょうごの酪農賞（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に敗れた。

3月30日、中2週で迎えた24戦目は、春風特別（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（6戦5勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

6月16日、約2か月半の間隔を開けて迎えた25戦目は、山田雄大騎手を鞍上に迎えて、夏至特別（園田ダート1230m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい10着に終わった。

7月7日、中2週で迎えた26戦目は、OBCラジオ大阪賞（園田ダート1230m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山田雄大騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に終わった。

7月28日、中2週で迎えた27戦目は、御堂筋特別（園田ダート1230m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で山田雄大騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり8着に終わった。

12月14日、約4か月半の休み明けで迎えた28戦目は、3歳以上B1 B2（園田ダート820m 曇/稍重）に出走。鞍上は杉浦健太騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のアイアンフラワーをクビ差振り切って久方ぶりの一戦をモノにした。

12月31日、中1週で迎えた29戦目は、大晦日ファイナルダッシュ（園田ダート820m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉浦健太騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が悪くなり11着に敗れた。

7歳（2024年）

1月16日、中1週で迎えた30戦目は、太子ひまわり特別（姫路ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で杉浦健太騎手（3戦1勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。