フラッシュダンス（2020年生、母オースミアザレア）

フラッシュダンス（2020年3月31日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「映画名」。毛色は鹿毛。種牡馬のルーラーシップ（当時13歳）と交配したオースミアザレアが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は鮫川啓一。主な勝ち鞍は2024年のホウセンカ賞(一般C2九以下牝)。

経歴

デビュー前

辻野泰之厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2022年）

12月10日、デビュー戦は鮫島克駿騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

3歳（2023年）

1月8日、中3週で迎えた2戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての12番人気で大外15番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

5月20日、約4か月半の休み明けで迎えた3戦目は、泉谷楓真騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦の3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。

6月29日、中5週で迎えた4戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-2（門別ダート1200m 晴/稍重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

7月19日、中2週で迎えた5戦目は、宮内勇樹騎手を鞍上に迎えて、シベチャリのチャシ遺跡賞（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場なく6着に終わった。

7月27日、連闘で迎えた6戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、優駿の里安平町畑の恵み賞（門別ダート1000m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

8月10日、中1週で迎えた7戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-3（門別ダート1000m 曇/稍重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に終わった。

8月24日、中1週で迎えた8戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-3（門別ダート1000m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

9月7日、中1週で迎えた9戦目は、木澤奨騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は一杯になって9着に終わった。

9月21日、中1週で迎えた10戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバタバタになってしまい8着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた11戦目は、黒沢愛斗騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-3（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた12戦目は、阿岸潤一朗騎手を鞍上に迎えて、日高山脈賞（門別ダート1000m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた13戦目は、小野楓馬騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-3（門別ダート1000m 晴/重）に出走。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

4歳（2024年）

3月11日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた14戦目は、池田敦騎手を鞍上に迎えて、歩波賞（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に敗れた。

3月26日、中1週で馬体重を前走から18kg絞って迎えた15戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、池上ハタチハピバ杯（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマルカンレインボーを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

4月8日、中1週で迎えた16戦目は、C2十一（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

4月23日、中1週で迎えた17戦目は、第SAN回SANさんご生誕記念（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田晃浩騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったカフェノヴィーンに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

5月4日、中1週で迎えた18戦目は、宏哉&史未菜結婚1年☆善あや32年目記念特別編成（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田晃浩騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2十二（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で吉田晃浩騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

6月4日、中1週で迎えた20戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、能登半島地震復興支援杯（28）（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた21戦目は、牝馬限定戦のゴデチア賞（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい7着に敗れた。

7月1日、中1週で迎えた22戦目は、特別編成（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（6戦0勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

7月15日、中1週で迎えた23戦目は、ますます元気で!紀代美母さん喜寿記念（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は中島龍也騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

7月30日、中1週で迎えた24戦目は、牝馬限定戦のホウセンカ賞（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（7戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るスウィートイレブンを鮮烈な末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

8月27日、中3週で迎えた25戦目は、耀太くん2歳のお誕生日おめでとう!記念特別編成（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（8戦1勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

9月10日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2六（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田晃浩騎手（9戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のビーチブルースに3馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

9月23日、中1週で迎えた27戦目は、わたあめさんしろーはたぼうちゃんねる記念（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で吉田晃浩騎手（10戦2勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

10月8日、中1週で迎えた28戦目は、特別編成（金沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は中島龍也騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず10着に敗れた。

10月20日、中1週で迎えた29戦目は、一般C1六（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（11戦2勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた30戦目は、一般C1九（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（12戦2勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた31戦目は、栗原大河騎手を鞍上に迎えて、特別編成（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、勝ったグランシャスールに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

12月2日、中1週で迎えた32戦目は、一般C1九（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で栗原大河騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。

12月15日、中1週で迎えた33戦目は、魚住謙心騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦のオドントグロッサム賞（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。

12月27日、中1週で迎えた34戦目は、猪吹やまさ先生冬コミ出展記念（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（13戦2勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

5歳（2025年）

2月1日、中4週で迎えた35戦目は、中山蓮王騎手を鞍上に迎えて、一般C2 23（佐賀ダート1300m 雨/重）に出走。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

2月15日、中1週で迎えた36戦目は、飛田愛斗騎手を鞍上に迎えて、一般C2 21（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では自慢の末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のグエムルに1馬身半の差をつけて優勝

3月8日、中2週で迎えた37戦目は、神尾香澄騎手を鞍上に迎えて、佐賀ラウンド第1戦（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

3月29日、中2週で迎えた38戦目は、小松丈二騎手を鞍上に迎えて、一般C2 12（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4月12日、中1週で迎えた39戦目は、出水拓人騎手を鞍上に迎えて、一般C2 12（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手が足りず4着に敗れた。

4月26日、中1週で迎えた40戦目は、一般C2-10（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は飛田愛斗騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

5月25日、中3週で迎えた41戦目は、魁三国志大戦リリース記念（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で飛田愛斗騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に敗れた。

6月8日、中1週で迎えた42戦目は、一般C2-8（佐賀ダート1300m 小雨/良）に出走。鞍上は出水拓人騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に敗れた。

6月22日、中1週で迎えた43戦目は、一般C2-8（佐賀ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は飛田愛斗騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に敗れた。

7月19日、中3週で迎えた44戦目は、UMATENA有村のあ生誕賞（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は中山蓮王騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

8月17日、中3週で迎えた45戦目は、オミナエシ賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中山蓮王騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。