トークフレンドリー（2015年生、母マルカフレンドリー）

トークフレンドリー（2015年4月16日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「話す＋友好的。母名より連想」。毛色は芦毛。種牡馬のクロフネ（当時17歳）と交配したマルカフレンドリーが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。主な勝ち鞍は2018年の3歳以上500万下。

経歴

デビュー前

田島俊明厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2018年）

2月17日、デビュー戦は勝浦正樹騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は484kg。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で猛進したが、伸びてきたアラスカノオーロラ決め手に屈してクビ差の2着となった。

5月27日、約3か月半の休養明けで迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のスパーダを半馬身振り切って未勝利勝ちを決めた。

8月4日、中9週で迎えた3戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、5着に終わった。

9月2日、中3週で迎えた4戦目は、3歳以上500万下の両津湾特別（新潟ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦0勝）。15頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい12着に敗れた。

11月4日、中8週で迎えた5戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るスプリットステップを3/4馬身差し切って勝利を手に入れた。

4歳（2019年）

2月3日、約3か月の休養明けで迎えた6戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の伊良湖特別（中京ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

2月17日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、4歳以上1000万下の大島特別（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（2戦1勝）。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が衰えて13着に終わった。

4月27日、中9週で迎えた8戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（東京ダート1400m 曇/稍重）に出走。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

6月9日、中5週で迎えた9戦目は、3歳以上2勝クラスの小金井特別（東京ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（3戦1勝）。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

6月23日、中1週で迎えた10戦目は、中井裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの清里特別（東京ダート1400m 曇/重）に出走。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が鈍り15着に終わった。

8月24日、中8週で迎えた11戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの瀬波温泉特別（新潟ダート1800m 晴/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に終わった。

10月6日、中5週で迎えた12戦目は、3歳以上2勝クラス（東京ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松岡正海騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、抜け出したバトルスピリッツにクビ差届かず2着となった。

11月23日、中6週で迎えた13戦目は、L.デットーリ騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（東京ダート1600m 雨/不良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

5歳（2020年）

4月26日、約5か月の休み明けで迎えた14戦目は、L.ヒューイットソン騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚が上がってしまい10着に敗れた。

5月30日、中4週で迎えた15戦目は、4歳以上2勝クラス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は北村友一騎手（1戦1勝）。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。競走中止となった。

9月5日、約3か月半の休み明けで迎えた16戦目は、嘉藤貴行騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの両津湾特別（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての13番人気で大外15番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず13着に終わった。

2020年9月9日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

12月29日、約4か月の休養明けで迎えた17戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、フジテレビ賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい10着に敗れた。

6歳（2021年）

1月21日、中2週で迎えた18戦目は、中村尚平騎手を鞍上に迎えて、睦月賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で大外16番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に敗れた。

2月5日、中1週で迎えた19戦目は、吉井章騎手を鞍上に迎えて、山茶花特別（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘し、3着に入った。

2月17日、中1週で迎えた20戦目は、ダイヤモンドダスト賞（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉井章騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではきっちりと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のスターリットをアタマ差振り切って久々に勝利を挙げた。

3月23日、中4週で迎えた21戦目は、おうちで楽天競馬賞（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉井章騎手（2戦1勝）。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切り、4着に入った。

4月14日、中2週で迎えた22戦目は、アーバンステージ卯月賞（大井ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で吉井章騎手（3戦1勝）。13頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

11月16日、約7か月の休み明けで迎えた23戦目は、霜月賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉井章騎手（4戦1勝）。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が上がってしまい13着に終わった。