バンクーバー（2007年生、母ファストマダム）

Vancouver

2007.03.16

バンクーバー（2007年3月16日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のフサイチソニック（当時10歳）と交配したファストマダムが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）大野牧場。戦績は、地方18戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2010年の3歳C3。

経歴

デビュー前

野田学厩舎（西脇）へ入厩。

3歳（2010年）

4月6日、デビュー戦は北野真弘騎手を鞍上に据えて、3歳C3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は522kg。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に敗れた。

4月21日、中1週で迎えた2戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、3歳C3（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた3戦目は、3歳C3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を炸裂させて、最後は2着のシャークラヴソングをクビ差振り切って初白星を挙げた。

5月19日、中1週で迎えた4戦目は、3歳C2（姫路ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で大山真吾騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

6月3日、中1週で迎えた5戦目は、大柿一真騎手を鞍上に迎えて、3歳C2（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘し、4着を確保した。

6月17日、中1週で迎えた6戦目は、3歳C2（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大柿一真騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。

6月30日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上C3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は北野真弘騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で北野真弘騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が冴えず5着に終わった。

7月29日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で北野真弘騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に敗れた。

12月9日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた10戦目は、松浦政宏騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

12月22日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた11戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は北野真弘騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は垂れてしまい8着に敗れた。

4歳（2011年）

1月15日、中2週で迎えた12戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、4歳（福山ダート1130m 曇/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のトーホクオペラをクビ差制して圧倒的人気に応えた。

2月5日、中2週で迎えた13戦目は、一般C14（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松井伸也騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月19日、中1週で迎えた14戦目は、福山・高知連携 龍馬シリーズ一戦（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で松井伸也騎手（2戦1勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月5日、中1週で迎えた15戦目は、福山・高知連携龍馬シリーズ五戦（福山ダート1130m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松井伸也騎手（3戦1勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったトーアシングンから2馬身差の2着となった。

3月20日、中1週で迎えた16戦目は、一般C13（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で松井伸也騎手（4戦1勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったクリノオスカーからクビ差の2着となった。

4月11日、中2週で迎えた17戦目は、野田誠騎手を鞍上に迎えて、一般C3一（福山ダート1250m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月24日、中1週で迎えた18戦目は、一般C3一（福山ダート1250m 晴/不良）に出走。鞍上は松井伸也騎手（5戦1勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。9着に敗れた。