トーアシングン（2007年生、母トーアツキアカリ）

トーアシングン（2007年3月19日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋進軍」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のバゴ（当時6歳）と交配したトーアツキアカリが9歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道虻田郡豊浦町、生産者は（有）トーア牧場。戦績は、中央平地9戦0勝、地方38戦20勝2着9回。主な勝ち鞍は2014年のスマホで楽天競馬特別(一般B1)。

経歴

デビュー前

小島茂之厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2010年）

2月21日、デビュー戦は柴山雄一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は504kg。14頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

9月4日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。

10月3日、中3週で迎えた3戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山芝2200m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。17頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では伸びが鈍く14着に終わった。

11月2日、中3週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた4戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

11月18日、中1週で迎えた5戦目は、3歳以上C2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で有馬澄男騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

11月30日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で有馬澄男騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず8着に終わった。

4歳（2011年）

2月4日、中8週で迎えた7戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、一般C3-7（高知ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では自慢の末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のグレースヒロインに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

2月20日、中1週で迎えた8戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、明神京吾誕生記念特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のブラックファングに1馬身半の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

3月5日、中1週で迎えた9戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、福山・高知連携龍馬シリーズ五戦（福山ダート1130m 晴/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のバンクーバーに2馬身の差をつけて断然人気に応えた。

3月28日、中2週で迎えた10戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、中国・四国連携よさこいシリーズ第三戦（福山ダート1250m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったライフタイムから半馬身差の2着に敗北した。

4月23日、中3週で迎えた11戦目は、一般C3-9（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（1戦1勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪快に終いの脚を伸ばして、最後は2着のフクノブリングをアタマ差振り切って圧倒的支持に応えた。

5月8日、中1週で迎えた12戦目は、海のまつたけ特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（2戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のデイフラッシュに4馬身の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

5月13日、連闘で迎えた13戦目は、一般C3-6（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は永森大智騎手（1戦0勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヒロノジャクソンに約14馬身の大差をつけて圧倒的人気に応えた。

5月28日、中1週で迎えた14戦目は、四万十悠久の流れ特別（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（3戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のキングデオキシスに5馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

7月9日、中5週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた15戦目は、五十嵐雄祐騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後は失速してしまい14着に終わった。

8月7日、中3週で迎えた16戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館芝2600m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり7着に終わった。

8月20日、中1週で迎えた17戦目は、宮崎北斗騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌芝2600m 曇/良）に出走。14頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり11着に終わった。

9月11日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた18戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌ダート2400m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、リードを2馬身以上保って、緩いペースで集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

9月17日、連闘で迎えた19戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌ダート1700m 小雨/良）に出走。13頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

10月2日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた20戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌ダート1700m 小雨/重）に出走。13頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではいい脚を見せられず13着に終わった。

5歳（2012年）

1月18日、約3か月半の休み明けで迎えた21戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、一般C2十十一（大井ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

10月28日、約9か月半の休養明けで迎えた22戦目は、山中悠希騎手を鞍上に迎えて、一般C2-6（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったリバティーフローに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

11月3日、連闘で迎えた23戦目は、一般C2ロ（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は永森大智騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったクニノカンタローに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

11月24日、中2週で迎えた24戦目は、一般C2-4（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（4戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

12月9日、中1週で迎えた25戦目は、高知競馬がんばれ特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は山中悠希騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るレークサイドカフェを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて久々に勝利を挙げた。

12月24日、中1週で迎えた26戦目は、馬産地日高協賛特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山中悠希騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて、最後は2着のユキノベアハートをクビ差振り切って9勝目を獲得した。

6歳（2013年）

1月13日、中2週で迎えた27戦目は、片岡ゆみ誕生日特別（高知ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山中悠希騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るマウンテンダイヤを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って勝利を手中に収めた。

1月26日、中1週で迎えた28戦目は、大豊町の福寿草特別（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で山中悠希騎手（4戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では印象的な伸び脚で猛追したが、勝ったナムラハンターを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

2月2日、連闘で迎えた29戦目は、一般C1イ（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山中悠希騎手（5戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のエンジェルブレスに2馬身半の差をつけて断然の支持に応えた。

5月25日、約3か月半の休養明けで迎えた30戦目は、石本純也騎手を鞍上に迎えて、たけのこの土佐煮特別（高知ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

6月22日、中3週で迎えた31戦目は、一般C2-2（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（5戦4勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、シークレバーに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

6月30日、連闘で迎えた32戦目は、一般C2イ（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（6戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るメイショウフレアーを圧倒的な末脚で3/4馬身差し切って順当に勝利した。

11月10日、約4か月半の休養明けで迎えた33戦目は、一般C2-3（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は石本純也騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず12着に敗れた。

11月24日、中1週で迎えた34戦目は、一般C2-6（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は永森大智騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったタイムブライトを半馬身捉え切れず2着に敗北した。

11月30日、連闘で迎えた35戦目は、一般C2ハ（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（4戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のサクラオイデに7馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

12月8日、連闘で迎えた36戦目は、寅&妙結婚5周年特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で永森大智騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ミヤビハカンにクビ差交わされて2着に甘んじた。

12月15日、連闘で迎えた37戦目は、テスコボーイ特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で永森大智騎手（6戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く末脚を伸ばして、最後は2着のタイムブライトをクビ差振り切って断トツ人気に応えた。

12月30日、中1週で迎えた38戦目は、千晶お嫁に行くだ特別（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（7戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では息長く末脚を伸ばして、最後は2着のリワードサイオンを半馬身振り切って人気に違わぬ実力を証明した。

7歳（2014年）

1月13日、中1週で迎えた39戦目は、一般C1-5（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（8戦6勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のスプレッドイーグルに5馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

1月25日、中1週で迎えた40戦目は、佐川町の酒蔵特別（高知ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は永森大智騎手（7戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るウェザーサイドを猛烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

2月15日、中2週で迎えた41戦目は、結婚記念特別（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（8戦4勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のマチカネニホンバレに2馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

3月1日、中1週で迎えた42戦目は、一般B5（高知ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で永森大智騎手（9戦5勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のウェザーサイドに2馬身半の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

3月8日、連闘で迎えた43戦目は、桜開花特別（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で永森大智騎手（10戦6勝）。5頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、サトノロマネにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

3月18日、中0週で迎えた44戦目は、スマホで楽天競馬特別（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で永森大智騎手（11戦6勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を炸裂させて、最後は2着のウェザーサイドを半馬身振り切って断トツ人気に応えた。

3月29日、中1週で迎えた45戦目は、桂浜花海道特別（高知ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で永森大智騎手（12戦7勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったレオアクトレスに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

4月28日、中3週で迎えた46戦目は、桂浜盃（高知ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で永森大智騎手（13戦7勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。

8月16日、約3か月半の休養明けで迎えた47戦目は、中村尚平騎手を鞍上に迎えて、一般Aイ Bイ（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず11着に終わった。