デイフラッシュ（2002年生、母Roses n Silks）

デイフラッシュ（2002年3月3日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。馬名の意味は「今日の輝き」。毛色は鹿毛。種牡馬のStormin Fever（当時8歳）と交配したRoses n Silksが14歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地45戦4勝2着7回、地方37戦10勝2着13回。2005年のユニコーンステークス(G3)で4着に入った他、2005年の伏竜ステークス(オープン)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

戸田博文厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2004年）

8月14日、デビュー戦は藤田伸二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は502kg。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（札幌芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。

9月20日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（札幌芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田伸二騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したワールドアベニューを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

3歳（2005年）

1月10日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

1月22日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のカオリエスペランサに7馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

2月13日、中2週で迎えた6戦目は、3歳500万下のカトレア賞（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田善臣騎手（2戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、抜け出したダイワキングコンにハナ差届かず2着に惜敗した。

3月5日、中2週で迎えた7戦目は、3歳500万下（中山ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で柴田善臣騎手（3戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のシャコーミリオンを3/4馬身振り切って断然人気に応えた。

4月3日、中3週で迎えた8戦目は、3歳オープンの伏竜ステークス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で柴田善臣騎手（4戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では矢のような伸びで猛進したが、ダイワキングコンに半馬身交わされて2着に敗北した。

4月30日、中3週で迎えた9戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの端午ステークス（京都ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

6月4日、中4週で迎えた10戦目は、3歳G3のユニコーンステークス（東京ダート1600m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は柴田善臣騎手（5戦2勝）。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では切れ味鋭い末脚を披露し、4着に入った。

7月2日、中3週で迎えた11戦目は、伊藤直人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の猪苗代特別（福島ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

4歳（2006年）

3月12日、約8か月半の休み明けで迎えた12戦目は、4歳以上1000万下の鎌ケ谷特別（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は藤田伸二騎手（3戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、伸びてきたマチカネウソブキ決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

3月25日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上1000万下（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（4戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら5番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

4月30日、中4週で迎えた14戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の桃山特別（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田伸二騎手（5戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚が振るわず12着に敗れた。

5月13日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上1000万下の是政特別（東京ダート2100m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で藤田伸二騎手（6戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

7月1日、中6週で迎えた16戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤田伸二騎手（7戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で藤田伸二騎手（8戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るビコージェネラルを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

7月23日、連闘で迎えた18戦目は、3歳以上1000万下の渡島特別（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で藤田伸二騎手（9戦1勝）。13頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。

8月6日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、3歳以上1000万下の五稜郭特別（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は安藤勝己騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚が上がってしまい12着に終わった。

8月20日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた20戦目は、本田優騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下のオーロラ特別（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

10月14日、中7週で迎えた21戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の赤富士特別（東京ダート2100m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったイブキサブデューに詰め切れず、3馬身半差の2着に敗北した。

11月5日、中2週で迎えた22戦目は、3歳以上1000万下の甲斐路特別（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のダブルブラザーに2馬身の差をつけて優勝

5歳（2007年）

1月6日、中8週で迎えた23戦目は、4歳以上1600万下のアレキサンドライトステークス（中山ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で横山典弘騎手（2戦1勝）。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず8着に敗れた。

2月11日、中4週で迎えた24戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、ハンデG3のダイヤモンドステークス（東京芝3400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。15頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。最後は脚色が衰えて15着に終わった。

4月15日、中8週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた25戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下の総武ステークス（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、3着に入り込んだ。

5月13日、中3週で迎えた26戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の丹沢ステークス（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では決め手が足りず14着に敗れた。

9月22日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた27戦目は、ハンデ戦で3歳以上1600万下のながつきステークス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（6戦2勝）。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

10月20日、中3週で迎えた28戦目は、3歳以上1600万下の銀蹄ステークス（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は田中勝春騎手（2戦0勝）。15頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったウインカーディナルにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

11月11日、中2週で迎えた29戦目は、ハンデ戦で3歳以上1600万下のテレビ静岡賞（東京ダート2100m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（3戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では物凄い伸び脚で急追したが、抜け出したアドマイヤミリオンにクビ差届かず2着に甘んじた。

6歳（2008年）

2月24日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた30戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1600万下のアメジストステークス（東京芝2000m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚に勢いがなく13着に終わった。

3月23日、中3週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた31戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1600万下の内外タイムス杯（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に敗れた。

4月19日、中3週で迎えた32戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下の総武ステークス（中山ダート1800m 曇/不良）に出走。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では非凡な末脚を発揮し、4着に入った。

5月11日、中2週で迎えた33戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の丹沢ステークス（東京ダート2100m 曇/不良）に出走。鞍上は田中勝春騎手（4戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に敗れた。

11月9日、約6か月の休み明けで迎えた34戦目は、3歳以上1600万下の第32回アジア競馬会議東京大会記念（東京ダート2100m 小雨/良）に出走。鞍上は吉田豊騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

12月7日、中3週で迎えた35戦目は、3歳以上1600万下のアクアラインステークス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は菊沢隆徳騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場なく13着に終わった。

12月28日、中2週で迎えた36戦目は、3歳以上1600万下の2008フェアウェルステークス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は吉田豊騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に終わった。

7歳（2009年）

1月11日、中1週で迎えた37戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の招福ステークス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（3戦0勝）。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり11着に終わった。

2月7日、中3週で迎えた38戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1600万下の金蹄ステークス（東京ダート2100m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では決め手が足りず6着に終わった。

4月18日、中9週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた39戦目は、4歳以上1600万下の総武ステークス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

4月26日、連闘で迎えた40戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1600万下の横浜ステークス（東京ダート1600m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。15頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に終わった。

8歳（2010年）

5月23日、約13か月の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた41戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下の薫風ステークス（東京ダート1600m 雨/重）に出走。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。最後は脚色が鈍り16着に終わった。

6月19日、中3週で迎えた42戦目は、伊藤工真騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1600万下の安達太良ステークス（福島ダート1700m 曇/良）に出走。15頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず13着に終わった。

10月16日、約4か月の休養明けで迎えた43戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1600万下の秋嶺ステークス（東京ダート1600m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず15着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた44戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1600万下の赤富士ステークス（東京ダート2100m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く14着に終わった。

11月7日、連闘で迎えた45戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1600万下の錦秋ステークス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では見所を作れず14着に終わった。

9歳（2011年）

1月8日、中8週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた46戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、一般C3-8（高知ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、抜け出したエイシンイダテンにクビ差届かず2着に甘んじた。

1月17日、連闘で馬体重を前走から14kg絞って迎えた47戦目は、一般C3ヘ（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西川敏弘騎手（1戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るマンテンスカイを自慢の末脚で3/4馬身差し切って断然の支持に応えた。

1月22日、連闘で迎えた48戦目は、中西達也騎手を鞍上に迎えて、一般C3-9（高知ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエイシンイダテンに約12馬身の大差をつけて圧倒的人気に応えた。

2月25日、中4週で迎えた49戦目は、四国八十八カ所特別（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で中西達也騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快に末脚を伸ばして、最後は2着のマルハチゲティを半馬身振り切って優勝

3月19日、中2週で迎えた50戦目は、香川県オリーブ特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中西達也騎手（2戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、勝ったワキノカイザーに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

5月8日、中6週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた51戦目は、海のまつたけ特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で中西達也騎手（3戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では弾けるように疾駆したが、勝ったトーアシングンに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

5月28日、中2週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた52戦目は、一般C3-6（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で中西達也騎手（4戦2勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の力で持ち堪えて、最後は2着のニシノプレミアムに1馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。

6月12日、中1週で迎えた53戦目は、やまもも特別（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で中西達也騎手（5戦3勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、勝ったマルヘイサッカーに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

6月25日、中1週で迎えた54戦目は、地球33番地特別（高知ダート800m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で中西達也騎手（6戦3勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に敗れた。

7月15日、中2週で迎えた55戦目は、高知アイスクリン特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で中西達也騎手（7戦3勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

7月30日、中1週で迎えた56戦目は、高知の誇り室戸ジオパーク特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で中西達也騎手（8戦3勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

8月22日、中2週で迎えた57戦目は、東洋町生見海岸特別（高知ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は10戦連続で中西達也騎手（9戦3勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に敗れた。

9月3日、中1週で迎えた58戦目は、郷間勇太騎手を鞍上に迎えて、一般C3-3（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

9月9日、連闘で迎えた59戦目は、一般C3ハ（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は中西達也騎手（10戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では卓抜な伸び脚で驀進したが、リョウマクンに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

9月16日、連闘で迎えた60戦目は、一般C3-2（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中西達也騎手（11戦3勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るギャンブルレーサーを目の覚めるような末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて9勝目を収める

10月14日、中3週で迎えた61戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、ファイナルレース（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く4着に敗れた。

10月23日、連闘で迎えた62戦目は、一般C2ロ（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は中西達也騎手（12戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、ベーネにクビ差交わされて2着に甘んじた。

10月28日、連闘で迎えた63戦目は、一般C2-5（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中西達也騎手（13戦4勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では卓抜な伸び脚で猛追したが、勝ったサクラキングダムに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

11月12日、中1週で迎えた64戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、一般C2-4（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

11月18日、連闘で迎えた65戦目は、一般C2ロ（高知ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るアインカチヌキを次元の違う末脚で半馬身差し切って人気に違わぬ実力を証明した。

11月26日、連闘で迎えた66戦目は、アペックス西日本特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で西川敏弘騎手（3戦2勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に終わった。

12月10日、中1週で迎えた67戦目は、西森将司騎手を鞍上に迎えて、愛媛県いしづち特別（高知ダート1600m 晴/重）に出走。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったマンテンスカイを3/4馬身捉え切れず2着となった。

12月17日、連闘で迎えた68戦目は、一般C2イ（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は中西達也騎手（14戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るハーバータウンを異次元の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけてファンの支持に応えた。

12月24日、連闘で迎えた69戦目は、一般C1-2（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（4戦2勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、抜け出したマンテンスカイを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

10歳（2012年）

1月8日、中1週で迎えた70戦目は、一般C1-5（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は中西達也騎手（15戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

1月15日、連闘で迎えた71戦目は、イナリコダマ親父協賛（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中西達也騎手（16戦5勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエスジーロビンに4馬身の差をつけて断然人気に応えた。

1月22日、連闘で迎えた72戦目は、越知町大樽の滝特別（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（5戦2勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、勝ったセトノランナーを3/4馬身捉え切れず2着となった。

2月4日、中1週で迎えた73戦目は、いの町土佐和紙特別（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は中西達也騎手（17戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で急追したが、勝ったリワードレブロンに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

2月18日、中1週で迎えた74戦目は、土佐はちきん地鶏特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で中西達也騎手（18戦6勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、抜け出したサントゥールを捕まえ切れず、ハナ差の2着に甘んじた。

3月4日、中1週で迎えた75戦目は、倉兼育康騎手を鞍上に迎えて、高知城花回廊特別（高知ダート1600m 雨/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

3月10日、連闘で迎えた76戦目は、一般C1イ（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は中西達也騎手（19戦6勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るサントゥールを上がり2位タイの末脚でクビ差だけ差し切って勝利数を13に伸ばす

3月26日、中1週で迎えた77戦目は、山崎良騎手を鞍上に迎えて、牧野公園の桜特別（高知ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るマジックポーを目の覚めるような末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

4月7日、中1週で迎えた78戦目は、かつおの生節特別（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎良騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4月20日、中1週で迎えた79戦目は、一般B3（高知ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で山崎良騎手（2戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず3着に敗れた。

5月6日、中1週で迎えた80戦目は、上田将司騎手を鞍上に迎えて、海のまつたけ特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず最後はモエレサンライズと並んで5着同着となった。

5月19日、中1週で迎えた81戦目は、一般B3（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は中西達也騎手（20戦7勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、モエレサンライズにクビ差交わされて2着に甘んじた。

6月9日、中2週で迎えた82戦目は、勤王党武市半平太特別（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中西達也騎手（21戦7勝）。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。