2008フェアウェルステークス

レース展開

ウォータクティクスが後続を引き連れる形、その少し後ろを追走するパピヨンシチーとフサイチカムーン

ウォータクティクスが先頭に立ち、リードを2馬身以上キープして集団を牽引。2番手にフサイチカムーンとパピヨンシチーが並ぶ。そのすぐ後ろ、アルバレストが4番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはスマートサイクロン。その1馬身後ろ、ユースフルデイズは中団やや前。少し差があって、レオエンペラー、ゴールドマイン、ウォーターマーク、ハイオンらは中団馬群の丁度真ん中を併走。さらに2馬身以上空いて、ケイアイスイジンとタイキシルバーは中団後方の位置。さらに少し離れて、後方5番手でジックリと運ぶのはデイフラッシュとミンティエアー。後方2番手の位置でじっと我慢して力を溜めるのはホッカイラブリー。ポツンと離れた最後尾にシルクヒーローがいる隊列で最初のコーナーを通過。

2008フェアウェルS、ウォータクティクスが後続をぶっちぎる圧巻の内容で破竹の4連勝

先頭はウォータクティクスでリードは2馬身以上。2番手にアルバレスト、フサイチカムーン、パピヨンシチーらが続く。その後ろ、スマートサイクロンが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、軽快に逃げ続ける1番人気のウォータクティクス。そのままウォータクティクスが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に5馬身の差をつけてトップでゴールへと飛び込んだ。2着には、2番手の位置から持ち味のスタミナで最後まで奮闘したパピヨンシチーが続き、2着とハナ差の3着には、中団の位置からキレのいい末脚を繰り出した2番人気のハイオンが入った。そこからアタマ差遅れた4着には、11番手で直線を迎えたミンティエアーが入線、さらに3/4馬身差の5着には、中団前目にいたレオエンペラーが食い込んだ。