コスモプラシデス（2014年生、母コスモキャンディス）

コスモプラシデス（2014年5月2日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋心楽しい（西）」。毛色は鹿毛。種牡馬のマツリダゴッホ（当時11歳）と交配したコスモキャンディスが13歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ビッグレッドファーム。主な勝ち鞍は2017年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

菅原泰夫厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2016年）

8月27日、デビュー戦は伴啓太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。馬体重は426kg。18頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。果敢に端をきり、非常に緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり12着に終わった。

9月25日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、嘉藤貴行騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

10月15日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で嘉藤貴行騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸び、3着に入った。

10月29日、中1週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（東京芝1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で嘉藤貴行騎手（2戦0勝）。18頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、6着に終わった。

12月10日、中5週で迎えた5戦目は、三津谷隼人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京芝1600m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず13着に敗れた。

3歳（2017年）

5月20日、約5か月半の休養明けで迎えた6戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。18頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで敢闘したが、勝ったサイレントサードに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

6月11日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（1戦0勝）。17頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の心肺能力で最後まで敢闘したが、勝ったコイヲダキシメヨウに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

7月2日、中2週で迎えた8戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るパールズベストをハナ差だけ差し切って待望の初勝利を挙げた。

10月9日、約3か月半の休養明けで迎えた9戦目は、3歳以上500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（1戦1勝）。18頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が衰えて17着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた10戦目は、木幡初也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の鳥屋野特別（新潟芝1200m 雨/重）に出走。17頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、5着に入り込んだ。

11月11日、中2週で迎えた11戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝1200m 小雨/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に敗れた。

4歳（2018年）

2月10日、約3か月の休養明けで迎えた12戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（2戦1勝）。18頭立ての11番人気で17番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見所を作れず11着に終わった。

2月25日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（3戦1勝）。18頭立ての13番人気で16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚にキレが無く16着に終わった。

4月29日、中8週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下の五泉特別（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は木幡初也騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（東京芝1400m 小雨/良）に出走。鞍上は大野拓弥騎手（2戦0勝）。18頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

6月17日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、3歳以上500万下（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（4戦1勝）。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら7番手で通過。直線では最後まで息が続かず13着に終わった。

6月23日、連闘で迎えた17戦目は、3歳以上500万下の長万部特別（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（5戦1勝）。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では全く伸びず7着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上500万下の立待岬特別（函館芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は木幡初也騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを6番手で通過。最後は脚を失くしてしまい14着に終わった。

8月16日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた19戦目は、東原悠善騎手を鞍上に迎えて、トロピカルナイト賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

8月29日、中1週で迎えた20戦目は、オリオンビール賞（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で東原悠善騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が鈍り16着に終わった。

9月10日、中1週で迎えた21戦目は、伊勢原観光道灌まつり開催記念（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で東原悠善騎手（2戦0勝）。13頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず12着に終わった。

9月26日、中1週で迎えた22戦目は、明日もファンタスティックリレー賞（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で東原悠善騎手（3戦0勝）。13頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚にキレが無く13着に終わった。

10月10日、中1週で迎えた23戦目は、Jpn2の東京盃（大井ダート1200m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は5戦連続で東原悠善騎手（4戦0勝）。15頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず15着に終わった。

10月30日、中2週で迎えた24戦目は、一般B3五（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で東原悠善騎手（5戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた25戦目は、ガーネットスター賞（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で東原悠善騎手（6戦0勝）。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では伸びが劣勢になり16着に終わった。

12月3日、中2週で迎えた26戦目は、カノープス賞（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で東原悠善騎手（7戦0勝）。13頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ伸び切れず13着に終わった。

12月29日、中3週で迎えた27戦目は、千田洋騎手を鞍上に迎えて、G1の東京大賞典（大井ダート2000m 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず16着に終わった。