エムアイセイラー（1990年生、母クリスタルガーデン）

エムアイセイラー（1990年2月21日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のAl Nasr（当時12歳）と交配したクリスタルガーデンが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は早田牧場新冠支場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方22戦6勝2着4回。主な勝ち鞍は1994年のゴールデンステッキ賞(D)。

経歴

デビュー前

大沢真厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1993年）

11月28日、デビュー戦は安田隆行騎手を鞍上に据えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は522kg。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

12月11日、中1週で迎えた2戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で安田隆行騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、4着に終わった。

12月19日、連闘で迎えた3戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

4歳（1994年）

7月24日、約7か月の休養明けで迎えた4戦目は、板垣吉則騎手を鞍上に迎えて、一般D2ニ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のマルカンエースに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月15日、中2週で迎えた5戦目は、一般D2ロ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で板垣吉則騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったベラージュギャルから3/4馬身差の2着に敗北した。

8月30日、中1週で迎えた6戦目は、一般D2イ（上山ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で板垣吉則騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったウイナーズソングからクビ差の2着に甘んじた。

9月12日、中1週で迎えた7戦目は、一般D2（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で板垣吉則騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月27日、中1週で迎えた8戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、一般D2イ（上山ダート1500m 雨/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のオールマスターに2馬身半の差をつけて2勝目をつかんだ。

10月9日、中1週で迎えた9戦目は、一般D1イ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のイブキダイテンボシをアタマ差制して勝利を手に入れた。

10月23日、中1週で迎えた10戦目は、一般D1（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で前野幸一騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のキタノカガヤキに3馬身の差をつけて4勝目をマークした。

11月3日、中1週で迎えた11戦目は、関本秀幸騎手を鞍上に迎えて、ゴールデンステッキ賞（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のキタノカガヤキに8馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

11月15日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2イ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は前野幸一騎手（3戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のジャックライアンに3馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

11月29日、中1週で迎えた13戦目は、須田英之騎手を鞍上に迎えて、出羽路賞（上山ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5歳（1995年）

8月22日、約9か月の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた14戦目は、松本隆宏騎手を鞍上に迎えて、ウラヌス特別（旭川ダート1600m 晴/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。10着に敗れた。

9月13日、中2週で迎えた15戦目は、小野望騎手を鞍上に迎えて、新冠森林公園特別（帯広ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月27日、中1週で迎えた16戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、シャクシャイン特別（帯広ダート1800m 雨/重）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月12日、中1週で迎えた17戦目は、丹頂特別（帯広ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

6歳（1996年）

6月30日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から35kg減らして迎えた18戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、一般C3-2（金沢ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月16日、中1週で迎えた19戦目は、一般C3-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑野等騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月28日、中1週で迎えた20戦目は、一般C3-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑野等騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月27日、中3週で迎えた21戦目は、山本登志彦騎手を鞍上に迎えて、一般C3-3（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月10日、中1週で迎えた22戦目は、一般C3-2（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山本登志彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた23戦目は、一般C3-3（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で山本登志彦騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったウメノキングから半馬身差の2着に敗北した。

10月1日、連闘で迎えた24戦目は、一般C3-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山本登志彦騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったナイスグレードから1馬身半差の2着に敗北した。

10月29日、中3週で迎えた25戦目は、一般C3-2（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で山本登志彦騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。