フェブグレイトフル（2012年生、母ダイナルシャトー）

フェブグレイトフル（2012年4月22日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋感謝する」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のサムライハート（当時10歳）と交配したダイナルシャトーが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ヤマタケ牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方13戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2015年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ヤマタケ牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、釘田義広によって210万円で落札された。

川村禎彦厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2014年）

9月27日、デビュー戦は国分恭介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は514kg。15頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では全く伸びず15着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた2戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝2000m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が悪くなり10着に終わった。

3歳（2015年）

4月12日、約6か月の休養明けで迎えた3戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では全く伸びず13着に終わった。

5月4日、中2週で迎えた4戦目は、山田祥雄騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 小雨/重）に出走。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では決め手に欠いて4着に敗れた。

5月21日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山田祥雄騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして、最後は2着のナノハナをアタマ差振り切って初白星を挙げた。

6月4日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で山田祥雄騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず4着に敗れた。

6月10日、連闘で迎えた7戦目は、木之前葵騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、勝ったデルマチハヤに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

7月8日、中3週で迎えた8戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は山田祥雄騎手（3戦1勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に敗れた。

8月20日、中5週で迎えた9戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山田祥雄騎手（4戦1勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

8月27日、連闘で迎えた10戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で山田祥雄騎手（5戦1勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

9月9日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山田祥雄騎手（6戦1勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

9月25日、中1週で迎えた12戦目は、村上弘樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート800m 雨/重）に出走。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は木之前葵騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は村上弘樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた15戦目は、3歳C8（名古屋ダート1400m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で村上弘樹騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

11月16日、中1週で迎えた16戦目は、勢いある太田の勢太記念（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で村上弘樹騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったサルタレロに詰め切れず、5馬身差の2着となった。