アサクサオレゴン（1985年生、母タケノミリオン）

アサクサオレゴン（1985年5月3日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のタイテエム（当時16歳）と交配したタケノミリオンが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は木村牧場。戦績は、中央平地17戦0勝2着7回、中央障害6戦1勝。主な勝ち鞍は1989年の障害4歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

平井雄二厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1988年）

1月30日、デビュー戦は嶋田功騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

2月21日、中2週で迎えた2戦目は、4歳新馬（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で嶋田功騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。

3月6日、中1週で迎えた3戦目は、小島太騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。13頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

3月26日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で小島太騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4月9日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小島太騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に敗れた。

4月29日、中2週で迎えた6戦目は、古川寛和騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1600m 雨/良）に53kgの軽斤量で出走。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、抜け出したボードセイラーを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

6月4日、中4週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で古川寛和騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

6月19日、中1週で迎えた8戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/稍重）に出走。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一際目立つ伸びを見せたが、アーバンカーボーイに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

7月16日、中3週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では卓抜な伸び脚で猛進したが、ファストタイカンにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

8月7日、中2週で迎えた10戦目は、田村正光騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、勝ったアラビアアモンに詰め切れず、約11馬身差の2着に敗北した。

9月4日、中3週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で田村正光騎手（1戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、勝ったシャイネスボーイに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

9月17日、中1週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田村正光騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

10月8日、中2週で迎えた13戦目は、増沢末夫騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/稍重）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、勝ったナリタルイスに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

10月23日、中1週で迎えた14戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で増沢末夫騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では卓抜な伸びを見せたが、ウメノグレースに半馬身交わされて2着に敗北した。

11月5日、中1週で迎えた15戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で増沢末夫騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい7着に敗れた。

11月13日、連闘で迎えた16戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で増沢末夫騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。

11月20日、連闘で迎えた17戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で増沢末夫騎手（4戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

4歳（1989年）

3月25日、約4か月の休養明けで迎えた18戦目は、大江原哲騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月15日、中2週で迎えた19戦目は、大江原隆騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 曇）に出走。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月6日、中2週で迎えた20戦目は、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 曇）に出走。鞍上は大江原哲騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月20日、中1週で迎えた21戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で大江原哲騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のホウシュンに1馬身1/4の差をつけて待望の初白星を挙げた。

6月11日、中2週で迎えた22戦目は、五十嵐久騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上400万下（東京障害芝→ダート3300m 小雨）に55kgの軽斤量で出走。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月8日、中3週で迎えた23戦目は、障害4歳以上400万下（新潟障害芝2800m 外→内晴/良）に56kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で五十嵐久騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。競走中止となった。