ハイファッション（1995年生、母メインゲスト）

ハイファッション（1995年6月5日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のリアルシヤダイ（当時16歳）と交配したメインゲストが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）秋田牧場。戦績は、中央平地42戦4勝2着5回。主な勝ち鞍は2000年の5歳以上900万下(牝)。

経歴

デビュー前

星川薫厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1997年）

8月3日、デビュー戦は本田優騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（札幌芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は418kg。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は勢いを失って12着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田優騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き4着に終わった。

9月6日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で本田優騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に敗れた。

9月13日、連闘で迎えた4戦目は、3歳未勝利（札幌芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で本田優騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず4着に終わった。

10月18日、中4週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で本田優騎手（4戦0勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

10月25日、連闘で馬体重を前走から16kg減らして迎えた6戦目は、3歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は6戦連続で本田優騎手（5戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に敗れた。

3歳（1998年）

5月3日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から24kg戻して迎えた7戦目は、上籠勝仁騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（京都芝1600m 小雨/良）に出走。18頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではパワフルな末脚を発揮し、4着に入った。

6月13日、中5週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた8戦目は、4歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は本田優騎手（6戦0勝）。13頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、抜け出したエリモシーズを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

6月27日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（函館芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で本田優騎手（7戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったダイゼンユウシュウに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

7月11日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で本田優騎手（8戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、5着に終わった。

7月19日、連闘で迎えた11戦目は、4歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で本田優騎手（9戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、4着に終わった。

8月1日、中1週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で本田優騎手（10戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

8月23日、中2週で迎えた13戦目は、4歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で本田優騎手（11戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、5着に終わった。

8月30日、連闘で迎えた14戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（札幌ダート1700m 小雨/良）に出走。鞍上は7戦連続で本田優騎手（12戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったアネーロに詰め切れず、1馬身3/4差の2着となった。

9月12日、中1週で迎えた15戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で本田優騎手（13戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のスズカケロードに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

9月19日、連闘で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で本田優騎手（14戦1勝）。13頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

10月17日、中3週で迎えた17戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で本田優騎手（15戦1勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

10月31日、中1週で迎えた18戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で本田優騎手（16戦1勝）。13頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

11月14日、中1週で迎えた19戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で本田優騎手（17戦1勝）。13頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では逸出した伸びを見せたが、伸びてきたプリマ決め手に屈してアタマ差の2着となった。

12月5日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた20戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（阪神ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は13戦連続で本田優騎手（18戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ3着に沈んだ。

12月20日、中1週で迎えた21戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で本田優騎手（19戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して5番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、3着に終わった。

4歳（1999年）

1月23日、中4週で迎えた22戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で本田優騎手（20戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では速い脚を持続できず、5着に終わった。

1月31日、連闘で迎えた23戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で本田優騎手（21戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に敗れた。

2月13日、中1週で迎えた24戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は17戦連続で本田優騎手（22戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛進したが、勝ったブライアンマリアにねじ伏せられて4馬身差の2着に敗北した。

3月7日、中2週で迎えた25戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（中京ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は18戦連続で本田優騎手（23戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のランタナワンに3馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

4月11日、中4週で迎えた26戦目は、菊地昇吾騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上900万下の中京日経賞（中京芝2000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり14着に終わった。

4月25日、中1週で迎えた27戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は本田優騎手（24戦2勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は力尽きて11着に終わった。

8月15日、約3か月半の休養明けで迎えた28戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田優騎手（25戦2勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず10着に敗れた。

5歳（2000年）

3月12日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた29戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（中京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は上籠勝仁騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

3月26日、中1週で迎えた30戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で上籠勝仁騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

4月22日、中3週で迎えた31戦目は、小林慎一郎騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら先頭で通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のダンシングターナーに1馬身1/4の差をつけて3勝目を挙げた。

5月6日、中1週で迎えた32戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下（京都ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小林慎一郎騎手（1戦1勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では渾身の力で末脚を持続させて、最後は2着のダンツシャネルを3/4馬身振り切って優勝

6月11日、中4週で迎えた33戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下（中京ダート1700m 曇/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で小林慎一郎騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい7着に敗れた。

7月15日、中4週で迎えた34戦目は、4歳以上900万下の津軽海峡特別（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林慎一郎騎手（3戦2勝）。13頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に敗れた。

7月30日、中1週で迎えた35戦目は、小池隆生騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の噴火湾特別（函館ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ伸び切れず12着に終わった。

8月20日、中2週で迎えた36戦目は、牝馬限定の4歳以上900万下の羊ヶ丘特別（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小池隆生騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に終わった。

9月17日、中3週で迎えた37戦目は、牝馬限定の4歳以上900万下の大倉山特別（札幌芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小池隆生騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

10月28日、中5週で迎えた38戦目は、高田潤騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上900万下（京都ダート1400m 雨/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見所を作れず12着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた39戦目は、4歳以上900万下の御陵特別（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は小池隆生騎手（3戦0勝）。13頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい10着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた40戦目は、塩村克己騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上900万下の衣笠特別（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず5着に終わった。

12月9日、中1週で迎えた41戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の天竜川特別（中京芝2500m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で塩村克己騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

12月24日、中1週で迎えた42戦目は、牝馬限定の4歳以上900万下（阪神ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は小林慎一郎騎手（4戦2勝）。13頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。