イロア（1994年生、母フォーミド）
Iloha
1994.01.31
イロア（1994年1月31日）は、フランスで生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のHomme de Loi（当時5歳）と交配したフォーミドが6歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地21戦1勝2着1回、地方37戦0勝2着2回。主な勝ち鞍は1997年の4歳未勝利。
経歴
デビュー前
高橋祥泰厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（1997年）
3月16日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山芝2200m 外回り 雨/稍重）に出走。馬体重は432kg。13頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では終いが甘くなり、4着に終わった。
4月6日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、4歳未勝利（中山芝1800m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったグリーンブリッツに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。
4月26日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田善臣騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。
5月18日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴田善臣騎手（3戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に敗れた。
6月7日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で柴田善臣騎手（4戦0勝）。18頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では見せ場なく14着に敗れた。
6月29日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で柴田善臣騎手（5戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく10着に敗れた。
8月31日、中8週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた7戦目は、青木芳之騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に敗れた。
9月13日、中1週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた8戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌芝1800m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を繰り出し、3着に入った。
10月5日、中2週で迎えた9戦目は、小林久晃騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のキンショーエースに3馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。
10月26日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた10戦目は、4歳以上500万下の霊山特別（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林久晃騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。
4歳（1998年）
2月28日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から30kg戻して迎えた11戦目は、5歳以上500万下の伊勢特別（中京芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で小林久晃騎手（2戦1勝）。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く13着に終わった。
3月29日、中3週で迎えた12戦目は、5歳以上500万下の左京山特別（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林久晃騎手（3戦1勝）。13頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。
12月26日、約9か月の休み明けで迎えた13戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は青木芳之騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では決め手が足りず11着に終わった。
5歳（1999年）
1月10日、中1週で迎えた14戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は小林久晃騎手（4戦1勝）。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では末脚が振るわず15着に終わった。
2月20日、中5週で迎えた15戦目は、5歳以上500万下の下呂特別（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林久晃騎手（5戦1勝）。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。
7月24日、約5か月の休み明けで迎えた16戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の寺泊特別（新潟芝2200m 外回り 曇/良）に出走。18頭立ての18番人気で4番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、非常に遅いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り9着に終わった。
8月8日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（新潟芝2000m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村田一誠騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。
9月12日、中4週で迎えた18戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の下総特別（中山芝2000m 晴/良）に出走。13頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。
6歳（2000年）
4月9日、約7か月の休み明けで迎えた19戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は小林久晃騎手（6戦1勝）。15頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では決め手が足りず9着に終わった。
4月22日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた20戦目は、5歳以上500万下（福島芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は青木芳之騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着を確保した。
5月7日、中1週で迎えた21戦目は、5歳以上500万下（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は小林久晃騎手（7戦1勝）。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は減速してしまい9着に敗れた。
8月19日、約3か月半の休み明けで迎えた22戦目は、田中隆仁騎手を鞍上に迎えて、新冠特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。
9月4日、中1週で迎えた23戦目は、一般B2（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中隆仁騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。
9月17日、中1週で迎えた24戦目は、一般B2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中隆仁騎手（2戦0勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。
10月22日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた25戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、一般B2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。
11月14日、中2週で迎えた26戦目は、一般B2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で有馬澄男騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。
11月25日、中1週で迎えた27戦目は、高山伸一騎手を鞍上に迎えて、大観峰特別（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。
12月24日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた28戦目は、西村栄喜騎手を鞍上に迎えて、大観峰特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。
7歳（2001年）
1月3日、中0週で迎えた29戦目は、一般B2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西村栄喜騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。
1月15日、中1週で迎えた30戦目は、一般B2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で西村栄喜騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。
2月8日、中2週で迎えた31戦目は、一般B2（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で西村栄喜騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。
2月27日、中2週で迎えた32戦目は、一般B2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は田中隆仁騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。9着に敗れた。
4月8日、中5週で迎えた33戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中隆仁騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。
4月22日、中1週で迎えた34戦目は、吉井浩和騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。
4月29日、連闘で迎えた35戦目は、一般C2（荒尾ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は西村栄喜騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。
5月13日、中1週で迎えた36戦目は、一般C2（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西村栄喜騎手（5戦0勝）。6頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったラックスセーラーから1馬身差の2着となった。
5月26日、中1週で迎えた37戦目は、一般C2（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で西村栄喜騎手（6戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。
6月2日、連闘で迎えた38戦目は、一般C2（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で西村栄喜騎手（7戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。
6月24日、中2週で迎えた39戦目は、一般C2（荒尾ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で西村栄喜騎手（8戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。
7月9日、中1週で迎えた40戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で西村栄喜騎手（9戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。
7月15日、連闘で迎えた41戦目は、一般C2（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は田中隆仁騎手（5戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。
7月24日、連闘で迎えた42戦目は、中島洋三騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。
8月4日、中1週で迎えた43戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中隆仁騎手（6戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。
8月11日、連闘で迎えた44戦目は、一般C2（荒尾ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は西村栄喜騎手（10戦0勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に敗れた。
8月20日、連闘で迎えた45戦目は、一般C2（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は高山伸一騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったフミノサクセスから3/4馬身差の2着となった。
9月2日、中1週で迎えた46戦目は、一般C2（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高山伸一騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。
9月15日、中1週で迎えた47戦目は、一般C2（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は西村栄喜騎手（11戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。
10月13日、中3週で迎えた48戦目は、河野直人騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。
10月29日、中1週で迎えた49戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で河野直人騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。
11月10日、中1週で迎えた50戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は高山伸一騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。
11月25日、中1週で迎えた51戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は河野直人騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。
12月12日、中1週で迎えた52戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で河野直人騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。3着に終わった。
12月24日、中1週で迎えた53戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で河野直人騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。
8歳（2002年）
1月1日、連闘で迎えた54戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で河野直人騎手（5戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。
1月9日、連闘で迎えた55戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は高山伸一騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。
1月15日、連闘で迎えた56戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高山伸一騎手（5戦0勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。
1月28日、中1週で迎えた57戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は河野直人騎手（6戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。5着に敗れた。
2月5日、連闘で迎えた58戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は高山伸一騎手（6戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。