バンドウタロー（1989年生、母レンジヤーガール）

バンドウタロー（1989年5月21日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のパーフライト（当時8歳）と交配したレンジヤーガールが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は合名会社社台牧場。戦績は、中央平地7戦1勝、地方15戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は1993年の4歳以上500万下。

経歴

デビュー前

田中美義厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（1991年）

9月13日、デビュー戦は石井勝男騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1000m 雨/不良）に出走。馬体重は494kg。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月9日、中3週で迎えた2戦目は、3歳（船橋ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石井勝男騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のユウコスピードに8馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月26日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、3歳（船橋ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で石井勝男騎手（2戦1勝）。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。3着に敗れた。

3歳（1992年）

1月12日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた4戦目は、4歳（川崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で石井勝男騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月27日、中1週で迎えた5戦目は、4歳（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で石井勝男騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のイシノハワイアンに半馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

3月19日、中6週で迎えた6戦目は、3歳戦のメモリー特別（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で石井勝男騎手（5戦2勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月8日、約3か月半の休養明けで迎えた7戦目は、3歳戦のカンナ特別（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で石井勝男騎手（6戦2勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月3日、中3週で迎えた8戦目は、3歳戦の夕顔特別アイ（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で石井勝男騎手（7戦2勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のホクリョーワンダーに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

8月31日、中3週で迎えた9戦目は、3歳戦のムクゲ特別アイ（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で石井勝男騎手（8戦3勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。

9月23日、中2週で迎えた10戦目は、一般C1三四（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で石井勝男騎手（9戦3勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月17日、中2週で迎えた11戦目は、山王特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で石井勝男騎手（10戦3勝）。13頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったランディシスコから2馬身半差の2着に敗北した。

10月31日、中1週で迎えた12戦目は、ベイシテイ特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で石井勝男騎手（11戦3勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったアズマリーフから3馬身差の2着となった。

11月21日、中2週で迎えた13戦目は、葉牡丹特別（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は13戦連続で石井勝男騎手（12戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったセイランテイオーから1馬身半差の2着に敗北した。

4歳（1993年）

2月28日、約3か月半の休養明けで迎えた14戦目は、土谷智紀騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

3月21日、中2週で迎えた15戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の両国特別（中山芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。13頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

5月2日、中5週で迎えた16戦目は、蛯沢誠治騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上900万下の悠久山特別（新潟芝2200m 外回り雨/稍重）に54kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

5月15日、中1週で迎えた17戦目は、5歳以上900万下の金北山特別（新潟芝2000m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で蛯沢誠治騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

6月13日、中3週で迎えた18戦目は、的場均騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌芝2000m 曇/良）に出走。15頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のオデッセイをアタマ差振り切って4勝目をつかんだ。

5歳（1994年）

1月9日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた19戦目は、5歳以上900万下の初凪賞（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場均騎手（1戦1勝）。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず4着に終わった。

1月22日、中1週で迎えた20戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の頌春賞（中山ダート1800m 曇/重）に出走。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

6月16日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から15kg減らして迎えた21戦目は、水無月特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は石井勝男騎手（13戦3勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったノースレインボーからアタマ差の2着に惜敗した。

7月22日、中4週で迎えた22戦目は、涼風特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石井勝男騎手（14戦3勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。7着に敗れた。