ミカワモンスター（1995年生、母カスガサンマン）

ミカワモンスター（1995年5月20日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のオオヒエイ（当時9歳）と交配したカスガサンマンが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（有）宇南山牧場。戦績は、地方18戦9勝2着3回。1998年の東北アラブダービー(アラ系4歳)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

佐藤英一厩舎（上山）へ入厩。

2歳（1997年）

8月17日、デビュー戦は千場俊彦騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳B2（上山ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマショウトウザイをクビ差制して初白星を挙げた。

9月1日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系3歳A2（上山ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で千場俊彦騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系3歳A2（上山ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で千場俊彦騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のミヤギホープに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

10月28日、中5週で迎えた4戦目は、アラ系3歳A1（上山ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で千場俊彦騎手（3戦2勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のローレルペガサスをクビ差制して勝利を手に入れた。

11月11日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系3歳A1（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で千場俊彦騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のホマレハヤブサに3/4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

11月25日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系3歳A1（上山ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で千場俊彦騎手（5戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のローレルペガサスに3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

3歳（1998年）

4月5日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた7戦目は、ヘリオス特別（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で千場俊彦騎手（6戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のローレルガイドをクビ差制して怒涛の5連勝を決めた。

5月4日、中3週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた8戦目は、3歳戦のスズラン賞（上山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で千場俊彦騎手（7戦6勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったペルターブレーブからハナ差の2着に甘んじた。

5月18日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦のおうし座特別（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で千場俊彦騎手（8戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマノポリシーに5馬身の差をつけて7勝目を手中に収めた。

6月14日、中3週で迎えた10戦目は、3歳オープンの東北アラブダービー（新潟(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で千場俊彦騎手（9戦7勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったライジングトウザイからクビ差の2着に惜敗した。

7月12日、中3週で迎えた11戦目は、かに座特別（上山ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で千場俊彦騎手（10戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のボンテンに4馬身の差をつけて制した。

8月16日、中4週で迎えた12戦目は、以上山グランプリ日本海記念（上山ダート2300m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で千場俊彦騎手（11戦8勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のビソウウエスタンに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

9月15日、中3週で迎えた13戦目は、3歳戦の北日本アラブ優駿（水沢ダート1900m 雨/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で千場俊彦騎手（12戦9勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4歳（1999年）

4月27日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた14戦目は、おうし座特別（上山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で千場俊彦騎手（13戦9勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月11日、中1週で迎えた15戦目は、おうし座特別（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で千場俊彦騎手（14戦9勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったビソウウエスタンからクビ差の2着に惜敗した。

5月25日、中1週で迎えた16戦目は、仙台七夕まつり賞（上山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で千場俊彦騎手（15戦9勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月8日、中1週で迎えた17戦目は、ふたご座特別（上山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は17戦連続で千場俊彦騎手（16戦9勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月6日、中3週で迎えた18戦目は、かに座特別（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で千場俊彦騎手（17戦9勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。