オーラビルス（2020年生、母ラヴァリーズーム）

Aura Bills

2020.04.30

オーラビルス（2020年4月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「オーラ+人名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のエスポワールシチー（当時15歳）と交配したラヴァリーズームが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は静内山田牧場。主な勝ち鞍は2023年の3歳未勝利(未勝利)。

経歴

デビュー前

小島茂之厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2023年）

1月28日、デビュー戦は浜中俊騎手を鞍上に据えて、3歳戦のメイクデビュー東京（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は518kg。16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では閃光の如き末脚を発揮したが、4着に終わった。

2月19日、中2週で迎えた2戦目は、3歳戦の3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で浜中俊騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露し、4着に入り込んだ。

3月12日、中2週で迎えた3戦目は、3歳戦の3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で浜中俊騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではパワフルな末脚を繰り出し、4着に入った。

3月25日、中1週で迎えた4戦目は、佐々木大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の3歳未勝利（中京ダート1400m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では切れ味光る末脚を披露したが、3着に終わった。

5月27日、中8週で迎えた5戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったドウダンミッチーに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

6月11日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦の3歳未勝利（東京ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原明良騎手（1戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のサラサビーザベストを3/4馬身振り切って未勝利勝ちを決めた。

10月14日、約4か月の休み明けで迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラスの3歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原明良騎手（2戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では息の長い末脚を披露したが、5着に終わった。

4歳（2024年）

2月10日、約4か月の休み明けで迎えた8戦目は、4歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で菅原明良騎手（3戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では豪快な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のサトノガレオンを半馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

5月4日、約3か月の間隔を開けて迎えた9戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。13頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

7月29日、約3か月の間隔を開けて迎えた10戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、サマービーチ賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が悪くなり8着に敗れた。

11月7日、約3か月半の休養明けで迎えた11戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、神楽月賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず6着に終わった。

11月26日、中2週で迎えた12戦目は、ホタルブクロスプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では息の長い末脚を披露したが、3着に終わった。

12月29日、中4週で迎えた13戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、ウインターテール賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に敗れた。

5歳（2025年）

1月30日、中4週で迎えた14戦目は、フロストフラワー賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に敗れた。

2月20日、中2週で迎えた15戦目は、ダイヤモンドダスト賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

3月12日、中2週で迎えた16戦目は、西啓太騎手を鞍上に迎えて、プリムラ賞（大井ダート1200m 雨/重）に出走。15頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

5月4日、中7週で迎えた17戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、一般C1-4（高知ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のマイネルイリャルギをハナ差振り切って1番人気に応えた。

5月18日、中1週で迎えた18戦目は、多田羅誠也騎手を鞍上に迎えて、龍王の滝特別（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では別次元の末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のヴァンケドミンゴに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

6月7日、中2週で迎えた19戦目は、一般B3（高知ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で多田羅誠也騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではものすごい伸び脚を見せたが、伸びてきたエブリワンブラック決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。

6月21日、中1週で迎えた20戦目は、横倉山特別（高知ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で多田羅誠也騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を披露したが、3着に終わった。

9月23日、約3か月の休み明けで迎えた21戦目は、星ヶ丘公園特別（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で多田羅誠也騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月11日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた22戦目は、一般B2（高知ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で多田羅誠也騎手（4戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。最後はローズボウルと並んで1着同着となった。

10月25日、中1週で迎えた23戦目は、一般B2（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で多田羅誠也騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、抜け出したピンシャンを捕まえ切れず、3馬身差の2着に敗北した。

デビュー前

工藤真司厩舎（高知）へ入厩。

11月23日、デビュー戦は多田羅誠也騎手を鞍上に据えて、仁淀川特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番ゲートからスタート。出走取消となった。