トキメキジーン（2007年生、母サンドリーン）

トキメキジーン（2007年4月4日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋遺伝子」。毛色は栗毛。種牡馬のアフリート（当時23歳）と交配したサンドリーンが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は片岡牧場。戦績は、中央平地10戦0勝、地方19戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は2009年のアタックチャレンジ。

経歴

デビュー前

国信満厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2009年）

7月29日、デビュー戦は坂下秀樹騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 曇/重）に出走。馬体重は404kg。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、勝ったゴールドオリーブに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

9月16日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい11着に敗れた。

9月29日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で坂下秀樹騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線に入ると、前で粘るフォーティマックスを鬼脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて未勝利戦を制した。

10月15日、中1週で迎えた4戦目は、小嶋久輝騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のフォーティナイナーズサン賞（門別ダート1200m 晴/重）に出走。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

11月15日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳500万下の赤松賞（東京芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではいいところがなく14着に終わった。

12月5日、中2週で迎えた6戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下の葉牡丹賞（中山芝2000m 曇/稍重）に出走。13頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では決め手に欠いて11着に終わった。

3歳（2010年）

1月9日、中4週で迎えた7戦目は、3歳500万下の寒竹賞（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見所を作れず8着に終わった。

1月23日、中1週で迎えた8戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳500万下の菜の花賞（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で大外13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが鈍く13着に終わった。

2月27日、中4週で迎えた9戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の水仙賞（中山芝2200m 外回り曇/不良）に出走。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

3月28日、中3週で迎えた10戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。

4月18日、中2週で迎えた11戦目は、宮崎北斗騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の雪うさぎ賞（福島芝1200m 晴/稍重）に出走。15頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

5月9日、中2週で迎えた12戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳500万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り11着に終わった。

12月11日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では伸びが劣勢になり16着に終わった。

4歳（2011年）

4月2日、約3か月半の休養明けで迎えた14戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は小林淳一騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では今一つ伸び切れず16着に終わった。

5月7日、中4週で迎えた15戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、頑張れ岩手競馬（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のワンダーリディアに2馬身半の差をつけて久々に勝利を挙げた。

5月20日、中1週で迎えた16戦目は、村島俊策騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月27日、連闘で迎えた17戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は田中純騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月9日、中1週で迎えた18戦目は、一般C3（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（2戦1勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月17日、連闘で迎えた19戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で田中純騎手（3戦1勝）。6頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた20戦目は、一般C4（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で田中純騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月8日、連闘で迎えた21戦目は、一般C4（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で田中純騎手（5戦1勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったネヴァキッスから半馬身差の2着となった。

7月29日、中2週で迎えた22戦目は、ブラックパール特選（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で田中純騎手（6戦1勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月5日、連闘で迎えた23戦目は、一般C3（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で田中純騎手（7戦1勝）。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のサマーフィオーレに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

8月24日、中2週で迎えた24戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、がんばれ!九州産馬健闘祈杯（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

9月2日、連闘で迎えた25戦目は、おとめ座特選（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は田中純騎手（8戦2勝）。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったブラックカントリーから2馬身半差の2着となった。

9月8日、連闘で迎えた26戦目は、一般C3（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村島俊策騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったキリシマビクトリーから3馬身差の2着となった。

9月23日、中1週で迎えた27戦目は、九州競馬ブロガー賞（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村島俊策騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月30日、連闘で迎えた28戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は田中純騎手（9戦2勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月20日、中2週で迎えた29戦目は、宮平鷹志騎手を鞍上に迎えて、チャーリー君☆九州上陸記念（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。