ライトアート（1986年生、母ダンスカントリー）

ライトアート（1986年3月17日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のノーザンテースト（当時15歳）と交配したダンスカントリーが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地14戦1勝2着1回、中央障害9戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1989年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

二本柳俊夫厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1988年）

12月3日、デビュー戦は加藤和宏騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は498kg。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚が冴えず10着に敗れた。

12月10日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和宏騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

3歳（1989年）

1月5日、中3週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で加藤和宏騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では印象的な伸び脚で猛追したが、勝ったマルサンオーに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

1月20日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で加藤和宏騎手（3戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るスズキングダムを豪快な末脚で半馬身差し切って未勝利勝ちを決めた。

2月11日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、4歳400万下（東京ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で加藤和宏騎手（4戦1勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

3月5日、中2週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた6戦目は、4歳400万下（中山ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で加藤和宏騎手（5戦1勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

12月10日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg戻して迎えた7戦目は、4歳以上400万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で加藤和宏騎手（6戦1勝）。15頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

4歳（1990年）

1月5日、中3週で迎えた8戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で加藤和宏騎手（7戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では切れ味光る末脚を披露したが、3着に終わった。

1月20日、中1週で迎えた9戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で加藤和宏騎手（8戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

2月4日、中1週で迎えた10戦目は、5歳以上500万下（東京ダート2100m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で加藤和宏騎手（9戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では見せ場なく14着に敗れた。

3月18日、中5週で迎えた11戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で加藤和宏騎手（10戦1勝）。16頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

4月7日、中2週で迎えた12戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で加藤和宏騎手（11戦1勝）。15頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では決め手に欠いて10着に敗れた。

10月27日、約7か月の休み明けで迎えた13戦目は、三浦堅治騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。5頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったストレッチテイオーから約12馬身差の2着に敗れた。

5歳（1991年）

5月25日、約7か月の休み明けで迎えた14戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で三浦堅治騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月9日、中1週で迎えた15戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で三浦堅治騎手（2戦0勝）。6頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月29日、中2週で迎えた16戦目は、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で三浦堅治騎手（3戦0勝）。5頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったディビーグローから5馬身差の2着となった。

7月21日、中2週で迎えた17戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2800m 外→内晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で三浦堅治騎手（4戦0勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のオンワードコインに7馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

8月17日、中3週で迎えた18戦目は、五十嵐久騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（新潟障害芝2800m 外→内晴/良）に56kgの軽斤量で出走。5頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた19戦目は、障害4歳以上400万下（新潟障害芝2800m 外→内曇/不良）に出走。鞍上は三浦堅治騎手（5戦1勝）。5頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月29日、中3週で迎えた20戦目は、障害4歳以上400万下（中山障害芝→ダート3200m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で三浦堅治騎手（6戦1勝）。5頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月26日、中3週で迎えた21戦目は、障害4歳以上400万下（東京障害芝→ダート3300m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で三浦堅治騎手（7戦1勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

6歳（1992年）

5月2日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた22戦目は、安田富男騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に終わった。

5月23日、中2週で迎えた23戦目は、5歳以上500万下（東京芝2300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田富男騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。