ボールドフージン（1998年生、母ジヨンローラ）

ボールドフージン（1998年4月13日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は黒鹿毛。種牡馬のボールドファスト（当時9歳）と交配したジヨンローラが12歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は鹿児島県、生産者は（有）吉永牧場。戦績は、地方13戦4勝2着4回。主な勝ち鞍は2001年のアラ系3歳以上B3。

経歴

デビュー前

山下定文厩舎（佐賀）へ入厩。

3歳（2001年）

3月17日、デビュー戦は吉原正和騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 小雨/不良）に出走。馬体重は448kg。6頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したヨシゼンダンサーを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

8月12日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた2戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉原正和騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のクイーンヒロミに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月27日、中1週で迎えた3戦目は、石川浩文騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したアズマセンプーを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。

9月9日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川浩文騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のミスフラワーに8馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

9月29日、中2週で迎えた5戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石川浩文騎手（2戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず4着に敗れた。

10月27日、中3週で迎えた6戦目は、アラ系3歳以上B3（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で石川浩文騎手（3戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したシヤロンフレンドを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

11月3日、連闘で迎えた7戦目は、アラ系3歳以上B3（佐賀ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で石川浩文騎手（4戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のパープルレインボーに4馬身の差をつけて3勝目を奪取した。

11月24日、中2週で迎えた8戦目は、アラ系3歳以上B3（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で石川浩文騎手（5戦2勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

4歳（2002年）

4月13日、約4か月半の休み明けで迎えた9戦目は、アラ系3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で石川浩文騎手（6戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

4月28日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系4歳以上B2 B3（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で石川浩文騎手（7戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、キングスカレーに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

5月11日、中1週で迎えた11戦目は、権藤学騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上B2 B3（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。

6月2日、中2週で迎えた12戦目は、アラ系3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は石川浩文騎手（8戦2勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のホームアローンに2馬身半の差をつけて勝利をモノにする

6月22日、中2週で迎えた13戦目は、アラ系3歳以上B1 B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川浩文騎手（9戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。