テイエムシシーポス（2010年生、母テイエムピンキー）
T M Sisyphus
2010.03.21
テイエムシシーポス（2010年3月21日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋ギリシア神話に登場する人物」。毛色は鹿毛。種牡馬のテイエムオペラオー（当時14歳）と交配したテイエムピンキーが12歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は日高テイエム牧場（株）。戦績は、中央平地11戦0勝、中央障害22戦2勝2着3回。2016年の阪神ジャンプステークス(JG3)で3着に入るなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
新川恵厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（2012年）
7月28日、デビュー戦は鮫島良太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。13頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく6着に終わった。
8月18日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島良太騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。
9月8日、中2週で迎えた3戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は一杯になって14着に終わった。
10月8日、中3週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島良太騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。
10月28日、中2週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（京都ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島良太騎手（3戦0勝）。15頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。
11月25日、中3週で迎えた6戦目は、2歳未勝利（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島良太騎手（4戦0勝）。13頭立ての8番人気で大外13番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では脚が残っておらず10着に終わった。
12月24日、中3週で迎えた7戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で鮫島良太騎手（5戦0勝）。15頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に終わった。
3歳（2013年）
7月6日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた8戦目は、佐久間寛志騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1400m 晴/良）に出走。17頭立ての11番人気で16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって12着に終わった。
8月3日、中3週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で佐久間寛志騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。
8月24日、中2週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（小倉芝2600m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で佐久間寛志騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に敗れた。
10月14日、中6週で迎えた11戦目は、田村太雅騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。
11月16日、中4週で迎えた12戦目は、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で田村太雅騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。
4歳（2014年）
3月29日、約4か月半の休み明けで迎えた13戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝3000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田村太雅騎手（2戦0勝）。13頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。
5月4日、中4週で迎えた14戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田村太雅騎手（3戦0勝）。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。
5月25日、中2週で迎えた15戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田村太雅騎手（4戦0勝）。13頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったナンデヤネンから3馬身差の2着となった。
6月21日、中3週で迎えた16戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 曇）に出走。鞍上は6戦連続で田村太雅騎手（5戦0勝）。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。
7月26日、中4週で迎えた17戦目は、黒岩悠騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。
11月2日、約3か月半の休養明けで迎えた18戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2770m 晴/良）に出走。鞍上は佐久間寛志騎手（3戦0勝）。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったマキオボーラーから約12馬身差の2着となった。
5歳（2015年）
1月17日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から18kg増やして迎えた19戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝3000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐久間寛志騎手（4戦0勝）。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。10着に敗れた。
4月12日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から18kg絞って迎えた20戦目は、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐久間寛志騎手（5戦0勝）。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。最後は、2着のメイショウアラワシに1馬身3/4の差をつけて待望の初白星を挙げた。
5月9日、中3週で迎えた21戦目は、障害4歳以上オープン（新潟障害芝3290m 外→内 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐久間寛志騎手（6戦1勝）。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。
6月6日、中3週で迎えた22戦目は、小坂忠士騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。13頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。
6月14日、連闘で迎えた23戦目は、障害3歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3110m 曇）に出走。鞍上は佐久間寛志騎手（7戦1勝）。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。
12月12日、約6か月の休養明けで迎えた24戦目は、障害3歳以上オープン（中京障害芝3300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐久間寛志騎手（8戦1勝）。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。14着に終わった。
6歳（2016年）
1月16日、中4週で迎えた25戦目は、障害4歳以上オープン（中京障害芝3330m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐久間寛志騎手（9戦1勝）。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。13着に終わった。
7月23日、約6か月半の休養明けで迎えた26戦目は、障害3歳以上オープン（福島障害芝3380m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐久間寛志騎手（10戦1勝）。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったアイティテイオーから1馬身半差の2着となった。
9月3日、中5週で迎えた27戦目は、障害3歳以上オープン（小倉障害芝2860m 曇/良）に出走。鞍上は黒岩悠騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。
9月17日、中1週で迎えた28戦目は、J・G3の阪神ジャンプステークス（阪神障害芝3140m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は佐久間寛志騎手（11戦1勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。
10月16日、中3週で迎えた29戦目は、J・G2の東京ハイジャンプ（東京障害芝3110m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐久間寛志騎手（12戦1勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。
7歳（2017年）
4月22日、約6か月半の休養明けで迎えた30戦目は、障害4歳以上オープン（福島障害芝3380m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐久間寛志騎手（13戦1勝）。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。競走中止となった。
5月27日、中4週で迎えた31戦目は、J・G2の京都ハイジャンプ（京都障害芝3930m 晴/良）に出走。鞍上は黒岩悠騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。
7月8日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた32戦目は、障害3歳以上オープン（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。鞍上は佐久間寛志騎手（14戦1勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のマイネルゼーラフに1馬身半の差をつけて久々に美酒を浴びた。
7月29日、中2週で迎えた33戦目は、石神深一騎手を鞍上に迎えて、J・G3の小倉サマージャンプ（小倉障害芝3390m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。