メイショウアラワシ（2011年生、母メイショウアゲハ）

メイショウアラワシ（2011年3月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋荒鷲」。毛色は栗毛。種牡馬のストーミングホーム（当時13歳）と交配したメイショウアゲハが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は林孝輝。2016年の中山グランドジャンプ(JG1)で3着に入った他、2016年の小倉サマージャンプ(JG3)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

安達昭夫厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2013年）

12月23日、デビュー戦は藤懸貴志騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。馬体重は470kg。15頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では見所を作れず7着に終わった。

3歳（2014年）

1月12日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤懸貴志騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず14着に終わった。

5月11日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林徹弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた5戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2200m 小雨/良）に出走。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず10着に敗れた。

7月26日、中6週で迎えた6戦目は、植野貴也騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月10日、中1週で迎えた7戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で植野貴也騎手（1戦0勝）。5頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月30日、中2週で迎えた8戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で植野貴也騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

9月21日、中2週で迎えた9戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で植野貴也騎手（3戦0勝）。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。3着に入った。

10月11日、中2週で迎えた10戦目は、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で植野貴也騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったドリームハヤテから5馬身差の2着に敗北した。

10月25日、中1週で迎えた11戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で植野貴也騎手（5戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に終わった。

4歳（2015年）

3月15日、約4か月半の休養明けで迎えた12戦目は、森一馬騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月28日、中1週で迎えた13戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/良）に出走。鞍上は植野貴也騎手（6戦0勝）。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月12日、中1週で迎えた14戦目は、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で植野貴也騎手（7戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったテイエムシシーポスから1馬身3/4差の2着に敗北した。

4月26日、中1週で迎えた15戦目は、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2770m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で植野貴也騎手（8戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のブットバセをクビ差制して待望の初勝利を挙げた。

8月22日、約4か月の休み明けで迎えた16戦目は、障害3歳以上オープン（小倉障害芝2900m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で植野貴也騎手（9戦1勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた17戦目は、障害3歳以上オープン（小倉障害芝2900m 曇/良）に出走。鞍上は森一馬騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月19日、中1週で迎えた18戦目は、J・G3の阪神ジャンプステークス（阪神障害芝3140m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で森一馬騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月24日、中4週で迎えた19戦目は、障害3歳以上オープン（新潟障害芝3250m 外→内曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で森一馬騎手（3戦0勝）。13頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

5歳（2016年）

1月30日、約3か月半の休み明けで迎えた20戦目は、牛若丸ジャンプステークス（京都障害芝→ダート3170m 曇）に出走。鞍上は4戦連続で森一馬騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

2月21日、中2週で迎えた21戦目は、障害4歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で森一馬騎手（5戦0勝）。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のワールドマッチに1馬身3/4の差をつけて2勝目を収める

3月26日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた22戦目は、ペガサスジャンプステークス（中山障害芝3350m 外回り曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で森一馬騎手（6戦1勝）。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月16日、中2週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた23戦目は、J・G1の中山グランドジャンプ（中山障害芝4250m 外回り曇/良）に63kgの斤量を背負って出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は7戦連続で森一馬騎手（7戦1勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

7月30日、約3か月半の休養明けで迎えた24戦目は、高田潤騎手を鞍上に迎えて、J・G3の小倉サマージャンプ（小倉障害芝3390m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったマキオボーラーから7馬身差の2着となった。

9月24日、中7週で迎えた25戦目は、清秋ジャンプステークス（中山障害芝3210m 雨/稍重）に62kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で高田潤騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月12日、中6週で迎えた26戦目は、J・G3の京都ジャンプステークス（京都障害芝3170m 内→外晴/良）に出走。鞍上は森一馬騎手（8戦1勝）。6頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6歳（2017年）

6月3日、約7か月の休養明けで迎えた27戦目は、障害3歳以上オープン（東京障害芝→ダート3100m 晴）に62kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で森一馬騎手（9戦1勝）。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月1日、中3週で迎えた28戦目は、障害3歳以上オープン（中京障害芝3300m 曇/重）に62kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で森一馬騎手（10戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月5日、中4週で迎えた29戦目は、障害3歳以上オープン（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に64kgの斤量を背負って出走。鞍上は植野貴也騎手（10戦1勝）。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月26日、中2週で迎えた30戦目は、J・G3の新潟ジャンプステークス（新潟障害芝3250m 外→内晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で植野貴也騎手（11戦1勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月11日、約2か月半の間隔を開けて迎えた31戦目は、J・G3の京都ジャンプステークス（京都障害芝3170m 内→外晴/稍重）に出走。鞍上は森一馬騎手（11戦1勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

7歳（2018年）

3月31日、約4か月半の休養明けで迎えた32戦目は、三木ホースランドパークジャンプステークス（阪神障害芝3140m 晴/良）に62kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で森一馬騎手（12戦1勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったアスターサムソンから2馬身半差の2着となった。

4月14日、中1週で迎えた33戦目は、J・G1の中山グランドジャンプ（中山障害芝4250m 外回り曇/良）に63kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で森一馬騎手（13戦1勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。